JA1NVLの細々日記
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現行機種のハンディ機で、唯一1200MHz帯を搭載している
DJ-G7。
前回、2014年7月19日(土)の記事で書いたトーンとDTMFの不具合に続いて、未だに未解決の問題があるので困ったものです。
今回、発覚した問題は、
DJ-G7のフル・デュプレックス(全二重通信)についての問題。
430/1200MHzを同時受信は出来ても、430MHzで送信中に、1200MHzを同時に受信できる、または、1200MHzで送信中に、430MHzを同時に受信できる。
もちろん、144/430MHz以外にも、片方は受信のみで、7/430、7/1200、28/430、28/1200、50/430MHz、50/1200MHz、みたいな組み合わせでも可能です。
首都高速のトンネル内で1200MHz帯はどこまで飛ぶのかな? 144/430MHz帯と比較もしてみたい! いつかはやってみたい実験(画像はイメージです)
フルデュプレックスは、本来144/430MHz帯または430/1200MHz帯など、2つのバンドを組み合わせて、
電話のように「もしもし? はいはい…」みたいに同時通話が出来るようにするもので、今みたいに
携帯電話や
インターネットの電話が普及する前から、アマチュア無線のV/UHF帯でやっていた人が居ました。
もちろん、私も50MHz帯SSBで送信、430MHz帯FMで同時受信でやった事あります。
後、送信しながら同時に受信する事が出来るメリットとしては…。
例えば、430MHz帯のシンプレックスでJA1QRA局と私が交信中。
1200MHz帯のレピーターで、JA1QRA局を7L1QRP局が呼んでいたのですが、その時はJA1QRA局は、サブバンドの1200MHz帯は、メインチャンネルをワッチしていて、連絡が取れない時を想像してみてください。
1200MHz帯のレピーターを私が受信していたので、「今、1200MHzのレピーターで7L1QRP局がお呼びでしたよー」と、JA1QRA局に伝える事が出来たとします。
この場合、私が430/1200MHz帯を同時受信できていても、430MHz帯にJA1QRP局に送信中に、サブバンドの1200MHz帯のレピーターを受信できていたから良かったのですが、送信中に受信は全てミュートされる、セミデュプレックス(半二重通信)の場合だったら、自分が送信中には、7L1QRP局の電波を聞き逃していて、JA1QRP局に連絡がつかなかったでしょう。
「何もムセンじゃなくって、iPhoneで連絡すればいいじゃん!」
そーですか。
前置きが長くなりましたが、どうやら
DJ-G7で430MHz帯で送信中、1200MHz帯を同時受信していると、地域や場所、430/1200MHz帯の周波数の組み合わせにもよりますが、800MHz帯の
携帯電話の基地局と思われる電波が1200MHz帯にもろに混入してくるのです!!
430MHz帯と1200MHz帯の組み合わせにもよりますが、430MHz帯で送信すると1200MHz帯に強力なノイズを受信する事が!?
当然、デジタル波のビギャギャギャギャ…と云う耳障りな雑音が、アッテネーターを入れても被ってきて、それが430MHz帯で送信している方にも流れてしまうので、困ったものです。
どうやら、これは
DJ-G7の受信性能だけではなく、1200MHz帯を受信中の
C710本体の近くで、430MHz帯で送信すると、やはり同じような現象が起こりました。
例えば、送信:431.42MHz、受信:1297.00MHz。
上記のように送信:432.90MHz、受信:1295.00MHzなど、普段、良く使うような組み合わせでも…。
しかも、430/1200MHz帯の組み合わせで、これ以外に幾つも発生します。
それなら、144/1200MHz帯の組み合わせ。
今度はまた別の問題が発生!
1200MHz帯で受信中に144MHz帯で送信すると、Sメーターが1〜2つ減る? 更にTSQやDSQ運用にすると問題が!
もともと、430MHz帯の3倍高調波が1290MHz帯付近に出るので、1200MHz帯を受信中に近くで430MHz帯を送信する時に影響は出るのは仕方ないと思いますが…。
ローパワー1(200mW)でも影響しちゃうなんて!
それなら、144/1200MHz帯の組み合わせなら、お互いの周波数もだいぶ離れているので影響が無いと思ったのですが…。
144/1200MHz帯の周波数の組み合わせに関係なしに、1200MHz帯で受信中に、144MHz帯でトーンやDCSをオンにして送信すると、1200MHz帯で受信している電波の音声に、もろにトーンやDCSの音が被って聞こえるのです!
トーンやDCSを入れなければ、なんとか144/1200MHz帯のフルデュプレックスは出来そうですが、上記の問題は、ローパワーで送信しても、外部アンテナに接続しても改善されませんでした。
144/430MHz帯では今のところ特に問題は無さそうですが、まだ良く分かりません。
また、上記とは逆に、144MHz帯や430MHz帯を受信、1200MHz帯で送信している時は問題が無いような感じもします。
「フル・デュプレックスを使わなければいいじゃん!」
きっと、このように言うOMさんがいらっしゃると思います。
まぁ、確かにそうです。
実際、私もWIRESだけの交信に集中したい時などは、殆ど
DJ-G7をモノバンド表示にして運用していますし(電池の持ちも多少良くなります)。
結局、
DJ-G7のフル・デュプレックス機能はオマケみたいなもので、デュアル受信時には、同時送受信の設定を禁止(デミ・デュプレックス)にしておく方がいいのかな

最近、アマチュア無線のV/UHF帯でフル・デュプレックスで交信している人はあまり見掛けませんし、WIRESやEchoLinkだって、基本、相手が喋っている時は受信ですものねぇ。
でもさぁ…。
もともと、カタログに書いてある機能がろくに使えないし、未だに不具合が残っているのは、どうも納得できません。
1200MHz帯の将来が暗い話が出て、JARLの1200MHz帯レピーターは消滅する一方ですし。
更に、今年4月から
消費税がアップした事もあり、新製品は出ない厳しい状況もあって、ますます1200MHz帯に出る人は居なくなってしまいますね。
そんな中でも、アルインコさんには、ぜひ頑張って頂きたいところです。
DJ-G7で未だに解決できない問題は、前回も書きましたが、430/1200MHz帯で送信時に、100Hzくらいのノイズが乗っている事です。
以前、アルインコさんによると、この問題は解決できないと、あっさり言われて門前払いされました。
実は、2014年7月24日に、アルインコさんにこの件で
メールをしました。
しかし、3ヶ月くらい経ちますが、返答はありません。
ただクレームを言うだけなら簡単ですが、本音をはっきり書いてDJ-G7に期待している気持ちを伝えたつもりが…無視されたとは!
430/1200MHz帯で送信した際、常に100.0Hzのトーンが入っているのと同じノイズ。
これって問題じゃん!!
WIRESやEchoLinkなどのVoIPが普及した今、トーンスケルチは必須です。430MHz帯で一つの周波数に、77.0Hzや123.0Hzのノードもあれば、100.0Hzのノードだってあります。
このままですと、
DJ-G7を持っているユーザーから、同様のクレームが何件か寄せられて、やっとメーカーも対応する、みたいな感じじゃないですか

以前、DJ-G7の蓋を開いてみましたが…。私のような素人は手を出さない方がいいと思いました!
以前から
DJ-G7のアースに関しては問題が指摘されていますが、今回の430/1200MHz帯で100Hzのノイズが乗るのは、マイコンノイズ、液晶ディスプレイのドライバー辺りが絡むノイズかもしれませんが、私には良く分かりません。
しかし、
DJ-G7をお持ちの方の中には、個人で解決された方はいらっしゃらないものでしょうか
メーカーはお手上げと云うか、やる気がないようですし。アマチュア無線家の皆さんでも、プロの技術をお持ちの方もいらっしゃいますものね。
地下街で144/430/1200MHz帯の伝搬実験してみるのも楽しそうじゃない?(画像はイメージです)

前回、2014年7月19日(土)の記事で書いたトーンとDTMFの不具合に続いて、未だに未解決の問題があるので困ったものです。
今回、発覚した問題は、


430/1200MHzを同時受信は出来ても、430MHzで送信中に、1200MHzを同時に受信できる、または、1200MHzで送信中に、430MHzを同時に受信できる。
もちろん、144/430MHz以外にも、片方は受信のみで、7/430、7/1200、28/430、28/1200、50/430MHz、50/1200MHz、みたいな組み合わせでも可能です。


フルデュプレックスは、本来144/430MHz帯または430/1200MHz帯など、2つのバンドを組み合わせて、




もちろん、私も50MHz帯SSBで送信、430MHz帯FMで同時受信でやった事あります。

後、送信しながら同時に受信する事が出来るメリットとしては…。
例えば、430MHz帯のシンプレックスでJA1QRA局と私が交信中。
1200MHz帯のレピーターで、JA1QRA局を7L1QRP局が呼んでいたのですが、その時はJA1QRA局は、サブバンドの1200MHz帯は、メインチャンネルをワッチしていて、連絡が取れない時を想像してみてください。

1200MHz帯のレピーターを私が受信していたので、「今、1200MHzのレピーターで7L1QRP局がお呼びでしたよー」と、JA1QRA局に伝える事が出来たとします。
この場合、私が430/1200MHz帯を同時受信できていても、430MHz帯にJA1QRP局に送信中に、サブバンドの1200MHz帯のレピーターを受信できていたから良かったのですが、送信中に受信は全てミュートされる、セミデュプレックス(半二重通信)の場合だったら、自分が送信中には、7L1QRP局の電波を聞き逃していて、JA1QRP局に連絡がつかなかったでしょう。

「何もムセンじゃなくって、iPhoneで連絡すればいいじゃん!」
そーですか。

前置きが長くなりましたが、どうやら




当然、デジタル波のビギャギャギャギャ…と云う耳障りな雑音が、アッテネーターを入れても被ってきて、それが430MHz帯で送信している方にも流れてしまうので、困ったものです。

どうやら、これは


例えば、送信:431.42MHz、受信:1297.00MHz。
上記のように送信:432.90MHz、受信:1295.00MHzなど、普段、良く使うような組み合わせでも…。
しかも、430/1200MHz帯の組み合わせで、これ以外に幾つも発生します。

それなら、144/1200MHz帯の組み合わせ。
今度はまた別の問題が発生!

もともと、430MHz帯の3倍高調波が1290MHz帯付近に出るので、1200MHz帯を受信中に近くで430MHz帯を送信する時に影響は出るのは仕方ないと思いますが…。
ローパワー1(200mW)でも影響しちゃうなんて!

それなら、144/1200MHz帯の組み合わせなら、お互いの周波数もだいぶ離れているので影響が無いと思ったのですが…。
144/1200MHz帯の周波数の組み合わせに関係なしに、1200MHz帯で受信中に、144MHz帯でトーンやDCSをオンにして送信すると、1200MHz帯で受信している電波の音声に、もろにトーンやDCSの音が被って聞こえるのです!

トーンやDCSを入れなければ、なんとか144/1200MHz帯のフルデュプレックスは出来そうですが、上記の問題は、ローパワーで送信しても、外部アンテナに接続しても改善されませんでした。
144/430MHz帯では今のところ特に問題は無さそうですが、まだ良く分かりません。

また、上記とは逆に、144MHz帯や430MHz帯を受信、1200MHz帯で送信している時は問題が無いような感じもします。
「フル・デュプレックスを使わなければいいじゃん!」
きっと、このように言うOMさんがいらっしゃると思います。
まぁ、確かにそうです。
実際、私もWIRESだけの交信に集中したい時などは、殆ど

結局、


最近、アマチュア無線のV/UHF帯でフル・デュプレックスで交信している人はあまり見掛けませんし、WIRESやEchoLinkだって、基本、相手が喋っている時は受信ですものねぇ。
でもさぁ…。
もともと、カタログに書いてある機能がろくに使えないし、未だに不具合が残っているのは、どうも納得できません。

1200MHz帯の将来が暗い話が出て、JARLの1200MHz帯レピーターは消滅する一方ですし。
更に、今年4月から


そんな中でも、アルインコさんには、ぜひ頑張って頂きたいところです。

以前、アルインコさんによると、この問題は解決できないと、あっさり言われて門前払いされました。
実は、2014年7月24日に、アルインコさんにこの件で

しかし、3ヶ月くらい経ちますが、返答はありません。

430/1200MHz帯で送信した際、常に100.0Hzのトーンが入っているのと同じノイズ。
これって問題じゃん!!
WIRESやEchoLinkなどのVoIPが普及した今、トーンスケルチは必須です。430MHz帯で一つの周波数に、77.0Hzや123.0Hzのノードもあれば、100.0Hzのノードだってあります。
このままですと、




以前から

しかし、


メーカーはお手上げと云うか、やる気がないようですし。アマチュア無線家の皆さんでも、プロの技術をお持ちの方もいらっしゃいますものね。


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