JA1NVLの細々日記
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ファームウェア Ver. 5.00でほぼ安定していたと思っていた、アルインコの
DJ-G7。
ところが、先月、6月下旬頃から、1200MHz帯でトーンエンコーダーをオンにしながら、DTMFを送信すると、トーンが途切れる不具合を見付けました!
そんな私も、
DJ-G7が発売された2009年からずっと愛用してきて、今まで何回かアルインコさんに問い合わせや修理をお願いしてきました。
2014年6月25日(水)、
DJ-G7を修理に出しました。
2014年7月15日(火)、17時50分。
携帯に“06-xxxx-xxxx”という電話番号から着信がありました。最初、ワン切りなどの業者かなと不審に思って出ませんでした。
17時57分に、もう一度同じ番号から電話が…。
恐る恐る出てみると、「アルインコの○○と申します」との事でした。修理に出した
DJ-G7について
お電話頂きました。
訊くと、何件か1200MHz帯でのトーンとDTMFの問題の苦情があったとの事。
ソフトウェアの仕様によるもので、現在、調整中との事。
DJ-G7同士では問題が無かったので、他との相性が把握できないとか
しばらくお時間をください、との連絡。
また、「返却後も不具合が続くようなら、本当はお客様にお試しして頂くのは申し訳ないのですが、再度ご連絡ください」との事でした。私は時間が掛かってもいいですので、お願いします、と言いました。
さて、前置きが長くなりましたが…。2014年7月19日(土)、修理に出していた
DJ-G7が戻って参りました。お帰りなさ〜い!

まず、最初に確認したのが、ファームウェアのバージョン。今回は、5.105になっていました
修理に出す前にメモリーしていたものは、そのまま残っていました
さて、今回、私の
DJ-G7は、1200MHz帯でトーンとDTMFの問題以外にも、下記のような不具合がありました。
実際にアルインコさんに修理依頼票と同梱した不具合を書いた内容です。
《本体のマイクゲインが低い》
(1) DJ-G7以外の無線機と比べると、他局から変調が浅いと良く言われる。
※[FUNC]→[8]で、マイクゲインを「4」(大)に設定しても変調がかなり浅く、設定も変化を感じられません。
※防水構造の為、音質が異なる件は納得しておりますが、変調が浅すぎるので困っております。
(2) VOXの感度を一番高く「7」に調整しても、本体を口元に1cmくらい近づけて、大声を出さないとVOXが動作しない。
※マイクゲインが浅すぎる為に、VOX機能がうまく動作しない感じのようです。
《トーンの不具合》
(1) 野外にて付属ホイップ、ローパワーで送信しても、430/1200MHz帯にハム音のようなノイズが乗っている(430MHz帯では微かに、1200MHz帯でははっきり確認できる)。
※このノイズは、トーンエンコーダーをオフにしているにも関わらず、常に100.0Hzくらいのトーンが付加されているようです。
- DJ-G7でトーンをオフでも、100.0Hzのトーンが付加されているので、100.0Hzのトーンスケルチで運用している意図しない他局に妨害を与えてしまう。
- トーンを77.0Hz以下で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
- トーン248.1Hz以上で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
(2) トーンエンコーダーをオンにし、DTMFを送信するとトーンが途切れる(特に1200MHz帯)。
※144/430MHz帯は初期の頃に比べると改善しているようです。
※他の無線機でモニターすると、1200MHz帯はDTMFを送出した瞬間からトーンが途切れます。
※1200MHz帯では、PTTを押してから一呼吸後にDTMFを送信しても改善しません。
今回、これらの症状が改善されているか、早速試してみましたが…。
1200MHz帯でトーンエンコーダーやトーンスケルチをオフにして送信してみましたが…?
DJ-G7から送信された電波を、C710で受信。念の為、トーンをスキャンさせてみると…
分かりやすくする為、C710でトーンスキャンを行った時の様子をお見せします。100.0Hzでスキャンが停止したゾ!
確かに、ファームウェア Ver. 5.105では、以前より1200MHz帯でトーンを入れてDTMFを送出すると、“切れにくくなった”だけで、まだ完璧ではないようです。
正確には、144/430/1200MHz帯によって、トーンのレベルが違うようで、トーンそのものが出なくなると云うより、DTMFを送信した時、一時的にトーンの音量(レベル)が下がるのが原因で、更に、430/1200MHz帯では、常に100.0Hzのトーン(ノイズ?)が乗ったままになっているのです。
WIRESノードに使用しているTM-833(TSU-8を装着+スケルチ反転回路)は、受信した信号をDATA端子から取った信号をHRI-100に送ると、CTCSSをオンにしていても、トーン無しや違うトーンの信号はミュートされていないので、トーンの有無に関わらず、DTMFを受信すればコマンドを受け付けてしまうので、今まで気付かなかったのですが…。
修理内容報告書によると、マイクユニット取り付け部分を修正、本体内部のアースを強化、1200MHz帯のトーンレベルをソフトウェア的にアップして頂いたようです
話を戻しますが、もしかしたら、私の
DJ-G7だけ、430/1200MHz帯で常に100.0Hzのトーンが入りっぱなしになっているのでしょうか。
しかし、トーンエンコーダー無しで100.0Hzのトーンが常に入りっぱなしですと、仮に67.0Hzのトーンエンコーダーをオンにした場合、
C710では先程のように「100.0Hz」でトーンスケルチが開く訳ではなく、「67.0Hz」で開くようでした。
アルインコさんによると、この100.0Hzのトーンの問題は、今回は改善できなかったそうなのですが…。
ちなみに、
マイクゲインの問題も少し改善されたような、されないような
TH-D72のVOX機能と比較すると、
DJ-G7のVOX機能は、マイクゲインを最大にして、VOX感度も最大にしても、大きめな声や怒鳴る声で本体に向かって喋らないと、送信してくれないようですし…。
両手が使えない時に、VOX機能は便利なのですけどねぇ〜。

ところが、先月、6月下旬頃から、1200MHz帯でトーンエンコーダーをオンにしながら、DTMFを送信すると、トーンが途切れる不具合を見付けました!

そんな私も、

2014年6月25日(水)、

2014年7月15日(火)、17時50分。
携帯に“06-xxxx-xxxx”という電話番号から着信がありました。最初、ワン切りなどの業者かなと不審に思って出ませんでした。

17時57分に、もう一度同じ番号から電話が…。
恐る恐る出てみると、「アルインコの○○と申します」との事でした。修理に出した



訊くと、何件か1200MHz帯でのトーンとDTMFの問題の苦情があったとの事。
ソフトウェアの仕様によるもので、現在、調整中との事。


しばらくお時間をください、との連絡。
また、「返却後も不具合が続くようなら、本当はお客様にお試しして頂くのは申し訳ないのですが、再度ご連絡ください」との事でした。私は時間が掛かってもいいですので、お願いします、と言いました。
さて、前置きが長くなりましたが…。2014年7月19日(土)、修理に出していた




さて、今回、私の

実際にアルインコさんに修理依頼票と同梱した不具合を書いた内容です。
《本体のマイクゲインが低い》
(1) DJ-G7以外の無線機と比べると、他局から変調が浅いと良く言われる。
※[FUNC]→[8]で、マイクゲインを「4」(大)に設定しても変調がかなり浅く、設定も変化を感じられません。
※防水構造の為、音質が異なる件は納得しておりますが、変調が浅すぎるので困っております。
(2) VOXの感度を一番高く「7」に調整しても、本体を口元に1cmくらい近づけて、大声を出さないとVOXが動作しない。
※マイクゲインが浅すぎる為に、VOX機能がうまく動作しない感じのようです。
《トーンの不具合》
(1) 野外にて付属ホイップ、ローパワーで送信しても、430/1200MHz帯にハム音のようなノイズが乗っている(430MHz帯では微かに、1200MHz帯でははっきり確認できる)。
※このノイズは、トーンエンコーダーをオフにしているにも関わらず、常に100.0Hzくらいのトーンが付加されているようです。
- DJ-G7でトーンをオフでも、100.0Hzのトーンが付加されているので、100.0Hzのトーンスケルチで運用している意図しない他局に妨害を与えてしまう。
- トーンを77.0Hz以下で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
- トーン248.1Hz以上で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
(2) トーンエンコーダーをオンにし、DTMFを送信するとトーンが途切れる(特に1200MHz帯)。
※144/430MHz帯は初期の頃に比べると改善しているようです。
※他の無線機でモニターすると、1200MHz帯はDTMFを送出した瞬間からトーンが途切れます。
※1200MHz帯では、PTTを押してから一呼吸後にDTMFを送信しても改善しません。
今回、これらの症状が改善されているか、早速試してみましたが…。



確かに、ファームウェア Ver. 5.105では、以前より1200MHz帯でトーンを入れてDTMFを送出すると、“切れにくくなった”だけで、まだ完璧ではないようです。
正確には、144/430/1200MHz帯によって、トーンのレベルが違うようで、トーンそのものが出なくなると云うより、DTMFを送信した時、一時的にトーンの音量(レベル)が下がるのが原因で、更に、430/1200MHz帯では、常に100.0Hzのトーン(ノイズ?)が乗ったままになっているのです。

WIRESノードに使用しているTM-833(TSU-8を装着+スケルチ反転回路)は、受信した信号をDATA端子から取った信号をHRI-100に送ると、CTCSSをオンにしていても、トーン無しや違うトーンの信号はミュートされていないので、トーンの有無に関わらず、DTMFを受信すればコマンドを受け付けてしまうので、今まで気付かなかったのですが…。

話を戻しますが、もしかしたら、私の


しかし、トーンエンコーダー無しで100.0Hzのトーンが常に入りっぱなしですと、仮に67.0Hzのトーンエンコーダーをオンにした場合、

アルインコさんによると、この100.0Hzのトーンの問題は、今回は改善できなかったそうなのですが…。

ちなみに、





両手が使えない時に、VOX機能は便利なのですけどねぇ〜。

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