JA1NVLの細々日記
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前回、2014年7月19日(土)の記事で書いたトーンとDTMFの不具合、そして、2014年10月16日(木)の記事で書いたように、144MHz/1200MHz帯のフルデュープレックス運用時、144MHz帯でトーンやDCSを付加して送信した時に、1200MHz帯にトーンやDCSの音が強調されて、もろに被ってしまう件。
先日、再びこの件で、アルインコさんに
メールで訊いてみました。
私は、今週も相変わらず遅い帰宅で、日中は殆ど
山間部で
3Gも
圏外になる所で仕事しているのもありますが…。
まずは、電子事業部に直接ウェブサイトから
メール、口頭では伝わりにくい為に、しっかりと証拠も残したい、確実性を考えて敢えてメールしました(前回はメールを無視されたのもあって)。
あれから私なりに考えたのですが、
DJ-G7に関して、ハードウェア的な欠陥は、新たに一から全て再設計して、DJ-G8でも造らないとダメなんじゃないか、とです。
それなら、ソフトウェアで何とか補えないか、と考えました。

まず、この100Hzくらいのノイズは、ドットマトリックスLCD関係のノイズではないか、と想像しました。
それなら、せめて送信する時に、一時的にディスプレイを消灯できないか、とです。
例えば、同社の
DJ-R100D(L)のセットモードに、送受信時のLCDを消灯させる機能が搭載されています。同様に
DJ-G7にも搭載したらどうか…。

DJ-G7の場合は、100Hzの内部ノイズにトーンエンコーダーが負けてしまい、430/1200MHz帯で、67.0Hzのトーンにアクセスできないノードがあります
アルインコさんからの回答では、LCD消灯機能を付ける事は可能だそうです。
PICみたいに、結構ソフトウェアで幾らでも可能なんですね。
しかし、このノイズは、マイコンの処理が10msで行われている為だそうです。
更に、クロック周波数を変えても、他に影響が出るかもしれないので、現時点では弄れないとの事。
また、トーンレベルも個体のハードウェアとの関係で、例えばユーザーがセットモードでトーンのレベルを任意に変更できるようにする事は、困難だそうです。
当然、セットモードのクロックシフトをONにしても、この100Hzのノイズ問題は解決しません
うちの近所の音声デジピーターに、私のDJ-G7ではアクセス出来ないんです…
再び調べてみると、144MHz帯は大丈夫のようですが、やはり430/1200MHz帯で、77.0Hz以下の周波数になると、
C710やTM-833Sのトーンスケルチが一瞬開きますが、すぐにスケルチが閉じてしまいました。
しかも、最初の1〜2秒は必ずトーンスケルチが開くんですけどね…。
うちのWIRES-IIとWIRES-Xのノードは1200MHz帯でトーンスケルチが74.4Hzですので…。
先日、
JP7GUC局から「あれっ? 途中で途切れちゃったよ」とレポートを頂いた意味が、今になってやっと分かった感じでした。
我が家の音声デジピーター(VDR-100)は88.5Hzなので許容範囲だったようです。ちなみに、VDR-100のトーンエンコーダーは温度変化に弱く、更に、調整がかなり難しいんです〜
結局、今回も
DJ-G7の不具合は改善する事は出来ないようです。
こうなったら、今、私が持っている
DJ-G7は初期ロットですので、最新ロットの
DJ-G7をもう一台購入して比較してみるとか、或いは、内部を開いて、ちょっと壊すくらいを覚悟に、地道に研究しようかと思ったくらいです…。

何とかここまでカパッと開く事は出来ますが…。更に分解しようとすると、やはり気が重い…
我が家の場合、GPなど外部アンテナでは、屋根のソーラーパネルのノイズが144MHz帯以下にもろ出ているし、1200MHz帯に篭もって研究でもしてみるかなぁ…。
先日、再びこの件で、アルインコさんに

私は、今週も相変わらず遅い帰宅で、日中は殆ど



まずは、電子事業部に直接ウェブサイトから

あれから私なりに考えたのですが、


それなら、ソフトウェアで何とか補えないか、と考えました。
まず、この100Hzくらいのノイズは、ドットマトリックスLCD関係のノイズではないか、と想像しました。
それなら、せめて送信する時に、一時的にディスプレイを消灯できないか、とです。
例えば、同社の



アルインコさんからの回答では、LCD消灯機能を付ける事は可能だそうです。
PICみたいに、結構ソフトウェアで幾らでも可能なんですね。

しかし、このノイズは、マイコンの処理が10msで行われている為だそうです。
更に、クロック周波数を変えても、他に影響が出るかもしれないので、現時点では弄れないとの事。
また、トーンレベルも個体のハードウェアとの関係で、例えばユーザーがセットモードでトーンのレベルを任意に変更できるようにする事は、困難だそうです。


再び調べてみると、144MHz帯は大丈夫のようですが、やはり430/1200MHz帯で、77.0Hz以下の周波数になると、

しかも、最初の1〜2秒は必ずトーンスケルチが開くんですけどね…。

うちのWIRES-IIとWIRES-Xのノードは1200MHz帯でトーンスケルチが74.4Hzですので…。
先日、



結局、今回も


こうなったら、今、私が持っている






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現行機種のハンディ機で、唯一1200MHz帯を搭載している
DJ-G7。
前回、2014年7月19日(土)の記事で書いたトーンとDTMFの不具合に続いて、未だに未解決の問題があるので困ったものです。
今回、発覚した問題は、
DJ-G7のフル・デュプレックス(全二重通信)についての問題。
430/1200MHzを同時受信は出来ても、430MHzで送信中に、1200MHzを同時に受信できる、または、1200MHzで送信中に、430MHzを同時に受信できる。
もちろん、144/430MHz以外にも、片方は受信のみで、7/430、7/1200、28/430、28/1200、50/430MHz、50/1200MHz、みたいな組み合わせでも可能です。
首都高速のトンネル内で1200MHz帯はどこまで飛ぶのかな? 144/430MHz帯と比較もしてみたい! いつかはやってみたい実験(画像はイメージです)
フルデュプレックスは、本来144/430MHz帯または430/1200MHz帯など、2つのバンドを組み合わせて、
電話のように「もしもし? はいはい…」みたいに同時通話が出来るようにするもので、今みたいに
携帯電話や
インターネットの電話が普及する前から、アマチュア無線のV/UHF帯でやっていた人が居ました。
もちろん、私も50MHz帯SSBで送信、430MHz帯FMで同時受信でやった事あります。
後、送信しながら同時に受信する事が出来るメリットとしては…。
例えば、430MHz帯のシンプレックスでJA1QRA局と私が交信中。
1200MHz帯のレピーターで、JA1QRA局を7L1QRP局が呼んでいたのですが、その時はJA1QRA局は、サブバンドの1200MHz帯は、メインチャンネルをワッチしていて、連絡が取れない時を想像してみてください。
1200MHz帯のレピーターを私が受信していたので、「今、1200MHzのレピーターで7L1QRP局がお呼びでしたよー」と、JA1QRA局に伝える事が出来たとします。
この場合、私が430/1200MHz帯を同時受信できていても、430MHz帯にJA1QRP局に送信中に、サブバンドの1200MHz帯のレピーターを受信できていたから良かったのですが、送信中に受信は全てミュートされる、セミデュプレックス(半二重通信)の場合だったら、自分が送信中には、7L1QRP局の電波を聞き逃していて、JA1QRP局に連絡がつかなかったでしょう。
「何もムセンじゃなくって、iPhoneで連絡すればいいじゃん!」
そーですか。
前置きが長くなりましたが、どうやら
DJ-G7で430MHz帯で送信中、1200MHz帯を同時受信していると、地域や場所、430/1200MHz帯の周波数の組み合わせにもよりますが、800MHz帯の
携帯電話の基地局と思われる電波が1200MHz帯にもろに混入してくるのです!!
430MHz帯と1200MHz帯の組み合わせにもよりますが、430MHz帯で送信すると1200MHz帯に強力なノイズを受信する事が!?
当然、デジタル波のビギャギャギャギャ…と云う耳障りな雑音が、アッテネーターを入れても被ってきて、それが430MHz帯で送信している方にも流れてしまうので、困ったものです。
どうやら、これは
DJ-G7の受信性能だけではなく、1200MHz帯を受信中の
C710本体の近くで、430MHz帯で送信すると、やはり同じような現象が起こりました。
例えば、送信:431.42MHz、受信:1297.00MHz。
上記のように送信:432.90MHz、受信:1295.00MHzなど、普段、良く使うような組み合わせでも…。
しかも、430/1200MHz帯の組み合わせで、これ以外に幾つも発生します。
それなら、144/1200MHz帯の組み合わせ。
今度はまた別の問題が発生!
1200MHz帯で受信中に144MHz帯で送信すると、Sメーターが1〜2つ減る? 更にTSQやDSQ運用にすると問題が!
もともと、430MHz帯の3倍高調波が1290MHz帯付近に出るので、1200MHz帯を受信中に近くで430MHz帯を送信する時に影響は出るのは仕方ないと思いますが…。
ローパワー1(200mW)でも影響しちゃうなんて!
それなら、144/1200MHz帯の組み合わせなら、お互いの周波数もだいぶ離れているので影響が無いと思ったのですが…。
144/1200MHz帯の周波数の組み合わせに関係なしに、1200MHz帯で受信中に、144MHz帯でトーンやDCSをオンにして送信すると、1200MHz帯で受信している電波の音声に、もろにトーンやDCSの音が被って聞こえるのです!
トーンやDCSを入れなければ、なんとか144/1200MHz帯のフルデュプレックスは出来そうですが、上記の問題は、ローパワーで送信しても、外部アンテナに接続しても改善されませんでした。
144/430MHz帯では今のところ特に問題は無さそうですが、まだ良く分かりません。
また、上記とは逆に、144MHz帯や430MHz帯を受信、1200MHz帯で送信している時は問題が無いような感じもします。
「フル・デュプレックスを使わなければいいじゃん!」
きっと、このように言うOMさんがいらっしゃると思います。
まぁ、確かにそうです。
実際、私もWIRESだけの交信に集中したい時などは、殆ど
DJ-G7をモノバンド表示にして運用していますし(電池の持ちも多少良くなります)。
結局、
DJ-G7のフル・デュプレックス機能はオマケみたいなもので、デュアル受信時には、同時送受信の設定を禁止(デミ・デュプレックス)にしておく方がいいのかな

最近、アマチュア無線のV/UHF帯でフル・デュプレックスで交信している人はあまり見掛けませんし、WIRESやEchoLinkだって、基本、相手が喋っている時は受信ですものねぇ。
でもさぁ…。
もともと、カタログに書いてある機能がろくに使えないし、未だに不具合が残っているのは、どうも納得できません。
1200MHz帯の将来が暗い話が出て、JARLの1200MHz帯レピーターは消滅する一方ですし。
更に、今年4月から
消費税がアップした事もあり、新製品は出ない厳しい状況もあって、ますます1200MHz帯に出る人は居なくなってしまいますね。
そんな中でも、アルインコさんには、ぜひ頑張って頂きたいところです。
DJ-G7で未だに解決できない問題は、前回も書きましたが、430/1200MHz帯で送信時に、100Hzくらいのノイズが乗っている事です。
以前、アルインコさんによると、この問題は解決できないと、あっさり言われて門前払いされました。
実は、2014年7月24日に、アルインコさんにこの件で
メールをしました。
しかし、3ヶ月くらい経ちますが、返答はありません。
ただクレームを言うだけなら簡単ですが、本音をはっきり書いてDJ-G7に期待している気持ちを伝えたつもりが…無視されたとは!
430/1200MHz帯で送信した際、常に100.0Hzのトーンが入っているのと同じノイズ。
これって問題じゃん!!
WIRESやEchoLinkなどのVoIPが普及した今、トーンスケルチは必須です。430MHz帯で一つの周波数に、77.0Hzや123.0Hzのノードもあれば、100.0Hzのノードだってあります。
このままですと、
DJ-G7を持っているユーザーから、同様のクレームが何件か寄せられて、やっとメーカーも対応する、みたいな感じじゃないですか

以前、DJ-G7の蓋を開いてみましたが…。私のような素人は手を出さない方がいいと思いました!
以前から
DJ-G7のアースに関しては問題が指摘されていますが、今回の430/1200MHz帯で100Hzのノイズが乗るのは、マイコンノイズ、液晶ディスプレイのドライバー辺りが絡むノイズかもしれませんが、私には良く分かりません。
しかし、
DJ-G7をお持ちの方の中には、個人で解決された方はいらっしゃらないものでしょうか
メーカーはお手上げと云うか、やる気がないようですし。アマチュア無線家の皆さんでも、プロの技術をお持ちの方もいらっしゃいますものね。
地下街で144/430/1200MHz帯の伝搬実験してみるのも楽しそうじゃない?(画像はイメージです)

前回、2014年7月19日(土)の記事で書いたトーンとDTMFの不具合に続いて、未だに未解決の問題があるので困ったものです。
今回、発覚した問題は、


430/1200MHzを同時受信は出来ても、430MHzで送信中に、1200MHzを同時に受信できる、または、1200MHzで送信中に、430MHzを同時に受信できる。
もちろん、144/430MHz以外にも、片方は受信のみで、7/430、7/1200、28/430、28/1200、50/430MHz、50/1200MHz、みたいな組み合わせでも可能です。


フルデュプレックスは、本来144/430MHz帯または430/1200MHz帯など、2つのバンドを組み合わせて、




もちろん、私も50MHz帯SSBで送信、430MHz帯FMで同時受信でやった事あります。

後、送信しながら同時に受信する事が出来るメリットとしては…。
例えば、430MHz帯のシンプレックスでJA1QRA局と私が交信中。
1200MHz帯のレピーターで、JA1QRA局を7L1QRP局が呼んでいたのですが、その時はJA1QRA局は、サブバンドの1200MHz帯は、メインチャンネルをワッチしていて、連絡が取れない時を想像してみてください。

1200MHz帯のレピーターを私が受信していたので、「今、1200MHzのレピーターで7L1QRP局がお呼びでしたよー」と、JA1QRA局に伝える事が出来たとします。
この場合、私が430/1200MHz帯を同時受信できていても、430MHz帯にJA1QRP局に送信中に、サブバンドの1200MHz帯のレピーターを受信できていたから良かったのですが、送信中に受信は全てミュートされる、セミデュプレックス(半二重通信)の場合だったら、自分が送信中には、7L1QRP局の電波を聞き逃していて、JA1QRP局に連絡がつかなかったでしょう。

「何もムセンじゃなくって、iPhoneで連絡すればいいじゃん!」
そーですか。

前置きが長くなりましたが、どうやら




当然、デジタル波のビギャギャギャギャ…と云う耳障りな雑音が、アッテネーターを入れても被ってきて、それが430MHz帯で送信している方にも流れてしまうので、困ったものです。

どうやら、これは


例えば、送信:431.42MHz、受信:1297.00MHz。
上記のように送信:432.90MHz、受信:1295.00MHzなど、普段、良く使うような組み合わせでも…。
しかも、430/1200MHz帯の組み合わせで、これ以外に幾つも発生します。

それなら、144/1200MHz帯の組み合わせ。
今度はまた別の問題が発生!

もともと、430MHz帯の3倍高調波が1290MHz帯付近に出るので、1200MHz帯を受信中に近くで430MHz帯を送信する時に影響は出るのは仕方ないと思いますが…。
ローパワー1(200mW)でも影響しちゃうなんて!

それなら、144/1200MHz帯の組み合わせなら、お互いの周波数もだいぶ離れているので影響が無いと思ったのですが…。
144/1200MHz帯の周波数の組み合わせに関係なしに、1200MHz帯で受信中に、144MHz帯でトーンやDCSをオンにして送信すると、1200MHz帯で受信している電波の音声に、もろにトーンやDCSの音が被って聞こえるのです!

トーンやDCSを入れなければ、なんとか144/1200MHz帯のフルデュプレックスは出来そうですが、上記の問題は、ローパワーで送信しても、外部アンテナに接続しても改善されませんでした。
144/430MHz帯では今のところ特に問題は無さそうですが、まだ良く分かりません。

また、上記とは逆に、144MHz帯や430MHz帯を受信、1200MHz帯で送信している時は問題が無いような感じもします。
「フル・デュプレックスを使わなければいいじゃん!」
きっと、このように言うOMさんがいらっしゃると思います。
まぁ、確かにそうです。
実際、私もWIRESだけの交信に集中したい時などは、殆ど

結局、


最近、アマチュア無線のV/UHF帯でフル・デュプレックスで交信している人はあまり見掛けませんし、WIRESやEchoLinkだって、基本、相手が喋っている時は受信ですものねぇ。
でもさぁ…。
もともと、カタログに書いてある機能がろくに使えないし、未だに不具合が残っているのは、どうも納得できません。

1200MHz帯の将来が暗い話が出て、JARLの1200MHz帯レピーターは消滅する一方ですし。
更に、今年4月から


そんな中でも、アルインコさんには、ぜひ頑張って頂きたいところです。

以前、アルインコさんによると、この問題は解決できないと、あっさり言われて門前払いされました。
実は、2014年7月24日に、アルインコさんにこの件で

しかし、3ヶ月くらい経ちますが、返答はありません。

430/1200MHz帯で送信した際、常に100.0Hzのトーンが入っているのと同じノイズ。
これって問題じゃん!!
WIRESやEchoLinkなどのVoIPが普及した今、トーンスケルチは必須です。430MHz帯で一つの周波数に、77.0Hzや123.0Hzのノードもあれば、100.0Hzのノードだってあります。
このままですと、




以前から

しかし、


メーカーはお手上げと云うか、やる気がないようですし。アマチュア無線家の皆さんでも、プロの技術をお持ちの方もいらっしゃいますものね。


ファームウェア Ver. 5.00でほぼ安定していたと思っていた、アルインコの
DJ-G7。
ところが、先月、6月下旬頃から、1200MHz帯でトーンエンコーダーをオンにしながら、DTMFを送信すると、トーンが途切れる不具合を見付けました!
そんな私も、
DJ-G7が発売された2009年からずっと愛用してきて、今まで何回かアルインコさんに問い合わせや修理をお願いしてきました。
2014年6月25日(水)、
DJ-G7を修理に出しました。
2014年7月15日(火)、17時50分。
携帯に“06-xxxx-xxxx”という電話番号から着信がありました。最初、ワン切りなどの業者かなと不審に思って出ませんでした。
17時57分に、もう一度同じ番号から電話が…。
恐る恐る出てみると、「アルインコの○○と申します」との事でした。修理に出した
DJ-G7について
お電話頂きました。
訊くと、何件か1200MHz帯でのトーンとDTMFの問題の苦情があったとの事。
ソフトウェアの仕様によるもので、現在、調整中との事。
DJ-G7同士では問題が無かったので、他との相性が把握できないとか
しばらくお時間をください、との連絡。
また、「返却後も不具合が続くようなら、本当はお客様にお試しして頂くのは申し訳ないのですが、再度ご連絡ください」との事でした。私は時間が掛かってもいいですので、お願いします、と言いました。
さて、前置きが長くなりましたが…。2014年7月19日(土)、修理に出していた
DJ-G7が戻って参りました。お帰りなさ〜い!

まず、最初に確認したのが、ファームウェアのバージョン。今回は、5.105になっていました
修理に出す前にメモリーしていたものは、そのまま残っていました
さて、今回、私の
DJ-G7は、1200MHz帯でトーンとDTMFの問題以外にも、下記のような不具合がありました。
実際にアルインコさんに修理依頼票と同梱した不具合を書いた内容です。
《本体のマイクゲインが低い》
(1) DJ-G7以外の無線機と比べると、他局から変調が浅いと良く言われる。
※[FUNC]→[8]で、マイクゲインを「4」(大)に設定しても変調がかなり浅く、設定も変化を感じられません。
※防水構造の為、音質が異なる件は納得しておりますが、変調が浅すぎるので困っております。
(2) VOXの感度を一番高く「7」に調整しても、本体を口元に1cmくらい近づけて、大声を出さないとVOXが動作しない。
※マイクゲインが浅すぎる為に、VOX機能がうまく動作しない感じのようです。
《トーンの不具合》
(1) 野外にて付属ホイップ、ローパワーで送信しても、430/1200MHz帯にハム音のようなノイズが乗っている(430MHz帯では微かに、1200MHz帯でははっきり確認できる)。
※このノイズは、トーンエンコーダーをオフにしているにも関わらず、常に100.0Hzくらいのトーンが付加されているようです。
- DJ-G7でトーンをオフでも、100.0Hzのトーンが付加されているので、100.0Hzのトーンスケルチで運用している意図しない他局に妨害を与えてしまう。
- トーンを77.0Hz以下で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
- トーン248.1Hz以上で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
(2) トーンエンコーダーをオンにし、DTMFを送信するとトーンが途切れる(特に1200MHz帯)。
※144/430MHz帯は初期の頃に比べると改善しているようです。
※他の無線機でモニターすると、1200MHz帯はDTMFを送出した瞬間からトーンが途切れます。
※1200MHz帯では、PTTを押してから一呼吸後にDTMFを送信しても改善しません。
今回、これらの症状が改善されているか、早速試してみましたが…。
1200MHz帯でトーンエンコーダーやトーンスケルチをオフにして送信してみましたが…?
DJ-G7から送信された電波を、C710で受信。念の為、トーンをスキャンさせてみると…
分かりやすくする為、C710でトーンスキャンを行った時の様子をお見せします。100.0Hzでスキャンが停止したゾ!
確かに、ファームウェア Ver. 5.105では、以前より1200MHz帯でトーンを入れてDTMFを送出すると、“切れにくくなった”だけで、まだ完璧ではないようです。
正確には、144/430/1200MHz帯によって、トーンのレベルが違うようで、トーンそのものが出なくなると云うより、DTMFを送信した時、一時的にトーンの音量(レベル)が下がるのが原因で、更に、430/1200MHz帯では、常に100.0Hzのトーン(ノイズ?)が乗ったままになっているのです。
WIRESノードに使用しているTM-833(TSU-8を装着+スケルチ反転回路)は、受信した信号をDATA端子から取った信号をHRI-100に送ると、CTCSSをオンにしていても、トーン無しや違うトーンの信号はミュートされていないので、トーンの有無に関わらず、DTMFを受信すればコマンドを受け付けてしまうので、今まで気付かなかったのですが…。
修理内容報告書によると、マイクユニット取り付け部分を修正、本体内部のアースを強化、1200MHz帯のトーンレベルをソフトウェア的にアップして頂いたようです
話を戻しますが、もしかしたら、私の
DJ-G7だけ、430/1200MHz帯で常に100.0Hzのトーンが入りっぱなしになっているのでしょうか。
しかし、トーンエンコーダー無しで100.0Hzのトーンが常に入りっぱなしですと、仮に67.0Hzのトーンエンコーダーをオンにした場合、
C710では先程のように「100.0Hz」でトーンスケルチが開く訳ではなく、「67.0Hz」で開くようでした。
アルインコさんによると、この100.0Hzのトーンの問題は、今回は改善できなかったそうなのですが…。
ちなみに、
マイクゲインの問題も少し改善されたような、されないような
TH-D72のVOX機能と比較すると、
DJ-G7のVOX機能は、マイクゲインを最大にして、VOX感度も最大にしても、大きめな声や怒鳴る声で本体に向かって喋らないと、送信してくれないようですし…。
両手が使えない時に、VOX機能は便利なのですけどねぇ〜。

ところが、先月、6月下旬頃から、1200MHz帯でトーンエンコーダーをオンにしながら、DTMFを送信すると、トーンが途切れる不具合を見付けました!

そんな私も、

2014年6月25日(水)、

2014年7月15日(火)、17時50分。
携帯に“06-xxxx-xxxx”という電話番号から着信がありました。最初、ワン切りなどの業者かなと不審に思って出ませんでした。

17時57分に、もう一度同じ番号から電話が…。
恐る恐る出てみると、「アルインコの○○と申します」との事でした。修理に出した



訊くと、何件か1200MHz帯でのトーンとDTMFの問題の苦情があったとの事。
ソフトウェアの仕様によるもので、現在、調整中との事。


しばらくお時間をください、との連絡。
また、「返却後も不具合が続くようなら、本当はお客様にお試しして頂くのは申し訳ないのですが、再度ご連絡ください」との事でした。私は時間が掛かってもいいですので、お願いします、と言いました。
さて、前置きが長くなりましたが…。2014年7月19日(土)、修理に出していた




さて、今回、私の

実際にアルインコさんに修理依頼票と同梱した不具合を書いた内容です。
《本体のマイクゲインが低い》
(1) DJ-G7以外の無線機と比べると、他局から変調が浅いと良く言われる。
※[FUNC]→[8]で、マイクゲインを「4」(大)に設定しても変調がかなり浅く、設定も変化を感じられません。
※防水構造の為、音質が異なる件は納得しておりますが、変調が浅すぎるので困っております。
(2) VOXの感度を一番高く「7」に調整しても、本体を口元に1cmくらい近づけて、大声を出さないとVOXが動作しない。
※マイクゲインが浅すぎる為に、VOX機能がうまく動作しない感じのようです。
《トーンの不具合》
(1) 野外にて付属ホイップ、ローパワーで送信しても、430/1200MHz帯にハム音のようなノイズが乗っている(430MHz帯では微かに、1200MHz帯でははっきり確認できる)。
※このノイズは、トーンエンコーダーをオフにしているにも関わらず、常に100.0Hzくらいのトーンが付加されているようです。
- DJ-G7でトーンをオフでも、100.0Hzのトーンが付加されているので、100.0Hzのトーンスケルチで運用している意図しない他局に妨害を与えてしまう。
- トーンを77.0Hz以下で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
- トーン248.1Hz以上で、DJ-G7からアクセスできないノードや無線機が多い(100.0Hzと重複?)。
(2) トーンエンコーダーをオンにし、DTMFを送信するとトーンが途切れる(特に1200MHz帯)。
※144/430MHz帯は初期の頃に比べると改善しているようです。
※他の無線機でモニターすると、1200MHz帯はDTMFを送出した瞬間からトーンが途切れます。
※1200MHz帯では、PTTを押してから一呼吸後にDTMFを送信しても改善しません。
今回、これらの症状が改善されているか、早速試してみましたが…。



確かに、ファームウェア Ver. 5.105では、以前より1200MHz帯でトーンを入れてDTMFを送出すると、“切れにくくなった”だけで、まだ完璧ではないようです。
正確には、144/430/1200MHz帯によって、トーンのレベルが違うようで、トーンそのものが出なくなると云うより、DTMFを送信した時、一時的にトーンの音量(レベル)が下がるのが原因で、更に、430/1200MHz帯では、常に100.0Hzのトーン(ノイズ?)が乗ったままになっているのです。

WIRESノードに使用しているTM-833(TSU-8を装着+スケルチ反転回路)は、受信した信号をDATA端子から取った信号をHRI-100に送ると、CTCSSをオンにしていても、トーン無しや違うトーンの信号はミュートされていないので、トーンの有無に関わらず、DTMFを受信すればコマンドを受け付けてしまうので、今まで気付かなかったのですが…。

話を戻しますが、もしかしたら、私の


しかし、トーンエンコーダー無しで100.0Hzのトーンが常に入りっぱなしですと、仮に67.0Hzのトーンエンコーダーをオンにした場合、

アルインコさんによると、この100.0Hzのトーンの問題は、今回は改善できなかったそうなのですが…。

ちなみに、





両手が使えない時に、VOX機能は便利なのですけどねぇ〜。
