JA1NVLの細々日記
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ADS-SR1のマニュアルは英語…。
ざっと
ネットを検索してみても、日本語で書かれた解説サイトは殆ど無し…。
私のように“ADS-SR1を入手したぁ〜!! …けど、使い方が良く分からない〜!!
”って感じの方、いらっしゃるでしょうか
そこで、今回は、ADS-SR1を、取りあえず音声デジピーター(シンプレックス・レピーター)として動作させて、CWによるIDも送出させてみる事を、私なりに書いてみます。
尚、場合によって音声調整をする必要がありますが、私が試した限り、
ハンディ機の音量設定である程度調整できたので、今回は割愛します(詳細はマニュアルをご参照ください)。
まず、作業の前に、別途、DTMF付きの無線機とダミーロードを用意します。
ADS-SR1を適当に弄っていたら、内部のディップスイッチ3番をオンにして、電源を入れて初期設定に戻してください。再び、電源を切って、ディップスイッチ3番をオフにして通常に戻します。
1. セキュリティーコードを設定する
まず、ADS-SR1はロック状態とロックを解除した、2つの状態があるようです。
実はこれが私も最初、良く分からなかったのです。
アクセス用の無線機から、DTMFで「##01」を送信して、約2秒後(デフォルト)、下記のようなビープが返ってきます。
「プープー」と返ってきたら
ロック状態。
「ピピピッ」と返ってきたら、
ロック解除状態。
最初は「プープー」と返ってくると思います。
デフォルトでは、セキュリティコードが「000」に設定されています。
「##000」を送信すると、ロックが解除され、「ピピピッ」と返ってきます。
ロックを解除している時に、“##”から始まる各コマンド番号と値を送信する事によって、ADS-SR1に設定をする事が出来ます。
設定後は、「##00」(ロックコマンド)を送信してロックしておきます。
この3桁のロック番号を変更するには、アンロック状態で「##08」に続いて任意のコードを送信します。
例えば、「123」に設定したい時は、「##08123123」と送信します。
デフォルトでは自動ロックされませんので、設定終了後は必ず「##00」でロックしておいてください(一定時間後に自動ロックさせる事も出来ます)。
2. CWによるIDを設定する!
国産は皆無になってしまったので…。
現在、数ある海外産のシンプレックス・レピーターの中で、私がADS-SR1を厳選した理由に、アマチュア無線で使う時に必須でもある、IDを送出する機能があるかどうか…。
これは、MFJ-662をお持ちの、
7L1ETS局に私も何度かお訊きしまして、気にしておりました。と言うのも、MFJ-662はID送出機能が無いとの事で、アマチュア無線ではデジタルで使う、または
特小などでは使えそうですが、アナログFMでは自動的に(10分毎に)IDが送出できないのが引っ掛かるところでした。
海外製では、SURECOM SR-112辺りが良いかと思ったら…。
コレ、よ〜く見るとビーコンのようにボイスメッセージ機能を使ってIDを送出する代わりが出来ると思ったのですが…。最低間隔が確か、15分だったような?
ADS-SR1はCWによるIDも本体内蔵の1KHzのトーンで送出できる上、まだ確認していませんが、音声によるIDも送出できるような感じです(確認中)。
そこで、今回は、ADS-SR1にまずはCWのIDを設定してみます。
先程の
アンロック状態で、「##82」に続いて、最大12文字分(DTMFで24文字)を送信します(文字コードは、マニュアルの17ページを参照)。
【例】「DE 7L1ETS」と設定
##82040500371231052019
【例】「DE JQ1ZMY/1」と設定
##820405001017312613254231
【例】「DE JQ1ZMY K」と設定
##820405001017312613250011
と、こんな感じになります。
私は、“##82040500101731261325000000”のように、最後を空白で埋めて12文字いっぱいに設定しました。
何故なら、IDを送出後、すぐに送信が終わって、スケルチが閉じるテールノイズと間隔が近いと、移動中にフェージングが発生している時に最後が良く分からなかったりするからです。
IDを設定すると、設定したIDが一度、CWでアンサーバックされます。
DTMFの送信具合によって、正常に書き込みが出来ない時は、再び「##82」からやり直ししてください。
一昔前、
電話でポケベルにメッセージを入れていた時のような感覚ですね。
CWのIDを設定したら、「##151」で定期的にIDを送出(デフォルトは10分毎)するように設定します(デフォルトは、##150で無効)
他にも細かい設定が出来ますが、取りあえずこんな感じ。
ちなみに、ADS-SR1はデフォルトがVOX動作ですが、頭切れが少ないんですね。
後、初期設定ではデレィタイムが2秒になっているので、DTMFの送出感覚も2秒以内に行ってください。
CWのIDを入力する際、私のように「う〜ん、Jは何だっけー? ん〜〜〜っと、あっ、1、0…次は、えーっと…」みたいな感じですと、エラーになってしまいます(笑)。
後、何度送信してもエラーが出る際は、親機の無線機の音量を調整してみてください。

あっ、そうそう! DTMFの“♯”って「シャープ」ではなくって、正式には「パウンド」って言うんですね(こちらを参照)。英語圏では、パウンドって言うのかしら
今回は、こんなくらいまで…。

ざっと


私のように“ADS-SR1を入手したぁ〜!! …けど、使い方が良く分からない〜!!


そこで、今回は、ADS-SR1を、取りあえず音声デジピーター(シンプレックス・レピーター)として動作させて、CWによるIDも送出させてみる事を、私なりに書いてみます。

尚、場合によって音声調整をする必要がありますが、私が試した限り、

まず、作業の前に、別途、DTMF付きの無線機とダミーロードを用意します。


1. セキュリティーコードを設定する
まず、ADS-SR1はロック状態とロックを解除した、2つの状態があるようです。
実はこれが私も最初、良く分からなかったのです。

アクセス用の無線機から、DTMFで「##01」を送信して、約2秒後(デフォルト)、下記のようなビープが返ってきます。
「プープー」と返ってきたら

「ピピピッ」と返ってきたら、

最初は「プープー」と返ってくると思います。
デフォルトでは、セキュリティコードが「000」に設定されています。
「##000」を送信すると、ロックが解除され、「ピピピッ」と返ってきます。
ロックを解除している時に、“##”から始まる各コマンド番号と値を送信する事によって、ADS-SR1に設定をする事が出来ます。
設定後は、「##00」(ロックコマンド)を送信してロックしておきます。
この3桁のロック番号を変更するには、アンロック状態で「##08」に続いて任意のコードを送信します。
例えば、「123」に設定したい時は、「##08123123」と送信します。

2. CWによるIDを設定する!
国産は皆無になってしまったので…。
現在、数ある海外産のシンプレックス・レピーターの中で、私がADS-SR1を厳選した理由に、アマチュア無線で使う時に必須でもある、IDを送出する機能があるかどうか…。
これは、MFJ-662をお持ちの、



海外製では、SURECOM SR-112辺りが良いかと思ったら…。
コレ、よ〜く見るとビーコンのようにボイスメッセージ機能を使ってIDを送出する代わりが出来ると思ったのですが…。最低間隔が確か、15分だったような?

ADS-SR1はCWによるIDも本体内蔵の1KHzのトーンで送出できる上、まだ確認していませんが、音声によるIDも送出できるような感じです(確認中)。
そこで、今回は、ADS-SR1にまずはCWのIDを設定してみます。
先程の

【例】「DE 7L1ETS」と設定
##82040500371231052019
【例】「DE JQ1ZMY/1」と設定
##820405001017312613254231
【例】「DE JQ1ZMY K」と設定
##820405001017312613250011
と、こんな感じになります。
私は、“##82040500101731261325000000”のように、最後を空白で埋めて12文字いっぱいに設定しました。
何故なら、IDを送出後、すぐに送信が終わって、スケルチが閉じるテールノイズと間隔が近いと、移動中にフェージングが発生している時に最後が良く分からなかったりするからです。
IDを設定すると、設定したIDが一度、CWでアンサーバックされます。
DTMFの送信具合によって、正常に書き込みが出来ない時は、再び「##82」からやり直ししてください。
一昔前、


CWのIDを設定したら、「##151」で定期的にIDを送出(デフォルトは10分毎)するように設定します(デフォルトは、##150で無効)
他にも細かい設定が出来ますが、取りあえずこんな感じ。

ちなみに、ADS-SR1はデフォルトがVOX動作ですが、頭切れが少ないんですね。
後、初期設定ではデレィタイムが2秒になっているので、DTMFの送出感覚も2秒以内に行ってください。
CWのIDを入力する際、私のように「う〜ん、Jは何だっけー? ん〜〜〜っと、あっ、1、0…次は、えーっと…」みたいな感じですと、エラーになってしまいます(笑)。

後、何度送信してもエラーが出る際は、親機の無線機の音量を調整してみてください。
あっ、そうそう! DTMFの“♯”って「シャープ」ではなくって、正式には「パウンド」って言うんですね(こちらを参照)。英語圏では、パウンドって言うのかしら

今回は、こんなくらいまで…。
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この記事へのコメント
無題
Re:無題
どなたか、間違って
せっかくですので、記念に残しておこうと思ったのですが…。
差し支えがあるようでしたら、削除しておきましょうか
ちなみに、いつもフレンド局に申し上げているように、音声デジピーターやLINEのグループも、自由に使って頂ける事は大歓迎ですから。
このコメント欄を連絡用に使っても、私は返って嬉しいですから。
ADS-SR1につきまして
もしよろしければ作成して頂けませんか?
あと、日本語マニュアルもお願いします。
Re:ADS-SR1につきまして
この度は当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
はい、八重洲無線のオプションでCT-39Aというケーブルがあると思います。
このケーブルとADS-SR1を下記のように接続すると可能と思います。
※FT-7900の取説54ページとADS-SR1の取説4ページを参照
(1) スケルチ/COR入力
(2) グラウンド
(3) 音声出力(ADS-SR1→無線機のDATA IN)
(4) グラウンド
(5) PTT
(6) 音声入力(無線機のDATA OUT→ADS-SR1)
(7) 未使用
(8) 電源(+8V出力の無線機で使用可)
※ADS-SR1の英文マニュアルより抜粋
大変申し訳ございませんが、手元に八重洲のモービル機やケーブルが無い事と、私は半田付けの腕に自信がありませんし、上記の方法で確証が出来ませんので、こちらでケーブルを作成する事は致しかねます。
ですが、日本語マニュアルでしたらお送りする事は可能でございます。
恐れ入りますが、お名前とメールアドレスをお知らせいただけますでしょうか?
※『管理人のみ閲覧』にチェックを入れると非公開となります。
よろしくどうぞお願いいたします。