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JA1NVLの細々日記

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さぁ、今度は「ダイハード2」です。

私は見る事が出来ませんが、2023年3月31日(金)にテレ東午後のロードショーで、また再放送されるそうですよ。

2023年3月25日の記事で、BJYさんがコメントいただいたように、今回はいよいよ“KENWOOD”色が濃くなってきます。

私もダイハード・シリーズでも一番好きなのが「ダイハード2」です。
劇中ではメーカーと型番まではっきり出ちゃいました!


emoji実際、ダイハード2で超アップで出た時に驚いた(笑)。今回はメーカーと型番がハッキリ読めたもん!(※画像はイメージで劇中で使われた周波数は不明)

YouTubeでいろいろ検索してみたのですが…。
ダイハード2のTH-45ATが映っているシーンの動画を発見できませんでした。

そこで、今回は誰も気に掛けていない事を書いてみたいと思います。

劇中のTH-45ATは、スクランブルが解除されていない時に赤いLEDが点灯していて、スクランブルが解除されている時に、緑色のLEDが点灯していたと思います。

もちろん、実物にはスクランブルなんて搭載されていませんし、テロリスト達が交信前に3回テンキーを押すと鳴る音も、本来はDTMF信号ですので、映画のようなスクランブル搭載はフィクションの世界です。

…が、今申し上げた赤と緑のLED。

こちらのマニュアルで、8〜10ページの図と比較すると、当時は“ON AIR”の赤色LEDがBNCコネクターのところにあるだけで、劇中に出ているTH-45ATのように、全面パネル左側に赤色、“KENWOOD”のロゴ左くらいに緑色のLEDは一切ありません。


emojiこれは当時のカタログのようです。TH-25ATはオフバンドのMARS/CAPの周波数まで送信できると、カタログに堂々と書かれています。日本じゃ絶対にあり得ない! 別のカタログでは、1200MHzのTH-55ATの型番だけ出ていたような?(※クリックまたはタップで別ウィンドウで拡大表示)

当然、同シリーズのTH-25ATTH-55ATにも、そのようなLEDは付いていなかったようです。
どうやら、劇中だけのオリジナルの可能性があります。

他にも、(当時、最高級機だった)TS-940Sが、別売りのオシロスコープまで用意された状態で出たり…。

しかし、グラント少佐の部隊がTS-940S、スチュアート大佐がTH-45ATを使用して、現実ではHFの無線機と440MHz帯の無線機が交信しちゃってる、絶対にありえないシーンもあるじゃないですか(汗)。


emojiこれは国内のTH-45Gの輸出バージョン。国内モデルとアンテナが違う! 海外モデルはTH-26A/E、TH-46A/E、TH-26AT、TH-46ATとなって、220MHzや1200MHzのモデルはリリースされませんでした。やはり、144/430 (440) MHzが人気なのでしょうか?

ちなみに、私が開局した1990年6月。
当時はTH-45Gを持っていました。

ダイハード2の影響を受けたのか、どうしてもDTMFが出せるようにしてみたい、と、DTP-1、DTU-1、TSU-7まで揃えていましたよ。


emoji私も当時、TH-45GのDTMFキーパッド(DTP-1)を予備で買いました。しかし、TH-45Gが壊れてずっと保存していましたが、石川県の某無線機屋さんに買い取ってもらった事があります。今は、貴重なシロモノですよね
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