JA1NVLの細々日記
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あら…。
“裏紙”にひっくり返すのも、ちょっと早かったかしら(笑)?
いやね…。
最初は、磐梯山の写真でも入れておこうと思ったのですが、忘れただけです。
さぁ、今回も昔からカセットテープに録音してきた、数々のアナログレピーターのIDを、デジタルの力で復元してみます。
昔、無線機のスピーカーにラジカセのマイクを近付けて、カセットテープで録音した、私のレピーターIDコレクションから…。
今回は、「-・-・」と「-・--」。
つまりは、「C」と「Y」についてです。

レピーターのコールサインで、サフィックスが2桁から3桁になって、今のように“JP+(エリア数字)+YCA〜YZZ”になった時。
サフィックスは“YAA”からではなく、“YCA”から始まったのですが…。
大昔のCQ誌などに掲載されていたそうですが、“JR#WA〜JR#VZ”が“JP#YAA〜JP#YBZ”に変更する計画があって、YAA〜YBZが未割り当てのまま現在まで来ているようです。
私が一番最初にモールス符号(欧文)を聴いたのが、ある人のクルマに乗った時、モービル機のスピーカーから流れてきた、「-・・ ・ ・--- ・--・ ・---- -・-- -・・ …」だった訳です。
この時代、八重洲無線やケンウッド製のレピーターは、IDを送出後、そのまま送信を終える感じ。FTR-5410はIDを送出中にアクセスがないと、そのまま送信を終了しました。旧スタンダード社のRP70KFや、アイコム製のRP-3110、IC-RP1210などは、“ID+ハングアップタイマー”の形式だったと思います
それ以降、書籍で調べたら、レピーターのコールサインを打っているという事が分かり、一番最初に聴いた時は、「-・・ ・」を“J”と思っていたくらい(笑)。
…本当、OMさんから見れば笑われる話ですねぇ。
今なんか、ネットで調べればすぐに分かる時代。
当時は毎年1回のCQ誌に付録にあった“ハム手帳”をペラペラ捲って、欧文、和文のCWの意味がやっと分かったような感じでしたっけ。
そんな私、CWの練習は、ハンディ・トランシーバー1台さえあれば、他所の街へ行った時にあった、各地のレピーターのIDだったワケです。

CWのような単純な音の場合、音声波形にくっきり長点と短点が現れるのが面白いですね
さぁ、今回は「-・--」の後に「-・-・」を打たれた時。
つまりは、JP#YC〜シリーズのコールサインのレピーターで、CWの速度が速い場合、“〜YC〜”か“〜YY〜”とか、“〜YCC”、“〜YCY”などのように、判別がしにくい事。
これはサフィックスY、Zから始まる社団局も同様の話ですね。
当時は聞き逃しても、カセットテープを巻き戻して、せいぜい0.5倍速くらいしか出来ずに、「-・--」と「-・-・」の違いに拘ってしまいました。
この違い、CWに慣れていらっしゃるベテランの方にすれば、笑われてしまうくらい、ほんの些細な事でしょうけどね。

これが、昔の八重洲無線製のアナログレピーター(FTR-5410)のIDのCW音声部を拡大したもの。本来はもっと綺麗な波形でしょうけど、マイクを通したカセットテープ録音で音声が劣化、少し形が崩れた“のこぎり波”みたいになってしまいました
後もう一つ。
FTR-5410{*51}の独特のCW。
無線機のスピーカーで聴いていると、ブザーで発生しているような「ミ」と「ペ」音の中間のようなトーン(?)。
普通の800Hzや1,000Hzなどのトーンは、パソコンやスマホなどで幾らでも簡単に作成できるのですが、このFT-5410のIDで採用されているCWは再現が難しいような気もします。
カセットテープからの吸い取り音源なので、正確な周波数は分かりませんが…
カセットテープから拾った音声を、Audacityのスペクトラム解析ツールで調べてみると…。
凡そ3,000Hz〜4,000Hzのトーン周波数だという事が分かりました。
しかし、実際にトーンの成分を拡大してみると、正弦波ではなく“のこぎり波”のような波形になっているようです(綺麗なのこぎり波ではない)。
これはあくまで適当ですが…。
FT-5410のIDに似たようなトーンを、Audacityのトーンジェネレーターで再現してみました。
結果、まだFT-5410っぽいトーンに、“なんとなく近付いた”くらいに出来ましたが…。
そんな事をするのなら、もともとあったCWの長点や短点の部分からコピーして貼り付けした方が、再現するには簡単ですけどね(汗)。
さ。
今回は、今は無き耶麻郡西会津町にあった、439.62MHzのレピーター{*52}{*53}のID。
カセットテープに録音した時は、“DE”の「-・・ ・」の頭が切れて「・・・ ・」になっていたので…。
Audacityでまずこれを修復。
えっ? 簡単な事です。ただ、後のどこか適当な長点の音声部分をコピー、そのまま頭切れしている部分に「-」として上書きペーストしただけです(笑)。
次に、全体的にFM電波の信号強度不足による「サー」というノイズが混じっています。
このノイズも、Audacityのノイズの低減フィルターを通して除去してみました。
そして、実際に聴いていただければお分かりいただけると思います。
原音と、補正したものこれ。
いかがでしょう?
そんなアナログレピーターの話ですが…。
どうやら、会津盆地で私と同じく、“時代はデジタルだが、アナログ”という有志が2017年に、430MHzのアナログレピーターを開局されたそうですが…。
残念な事に、2022年秋に廃局されてしまったそうです{*57}{*58}。
いろいろ諸事情があって、維持・管理も大変だったと思いますが…。
今でもアナログレピーターを好む方がいらしたのを拝見して、私も少し安心しました。
“裏紙”にひっくり返すのも、ちょっと早かったかしら(笑)?
いやね…。
最初は、磐梯山の写真でも入れておこうと思ったのですが、忘れただけです。
さぁ、今回も昔からカセットテープに録音してきた、数々のアナログレピーターのIDを、デジタルの力で復元してみます。
昔、無線機のスピーカーにラジカセのマイクを近付けて、カセットテープで録音した、私のレピーターIDコレクションから…。
今回は、「-・-・」と「-・--」。
つまりは、「C」と「Y」についてです。
レピーターのコールサインで、サフィックスが2桁から3桁になって、今のように“JP+(エリア数字)+YCA〜YZZ”になった時。
サフィックスは“YAA”からではなく、“YCA”から始まったのですが…。
大昔のCQ誌などに掲載されていたそうですが、“JR#WA〜JR#VZ”が“JP#YAA〜JP#YBZ”に変更する計画があって、YAA〜YBZが未割り当てのまま現在まで来ているようです。
私が一番最初にモールス符号(欧文)を聴いたのが、ある人のクルマに乗った時、モービル機のスピーカーから流れてきた、「-・・ ・ ・--- ・--・ ・---- -・-- -・・ …」だった訳です。

それ以降、書籍で調べたら、レピーターのコールサインを打っているという事が分かり、一番最初に聴いた時は、「-・・ ・」を“J”と思っていたくらい(笑)。
…本当、OMさんから見れば笑われる話ですねぇ。
今なんか、ネットで調べればすぐに分かる時代。
当時は毎年1回のCQ誌に付録にあった“ハム手帳”をペラペラ捲って、欧文、和文のCWの意味がやっと分かったような感じでしたっけ。
そんな私、CWの練習は、ハンディ・トランシーバー1台さえあれば、他所の街へ行った時にあった、各地のレピーターのIDだったワケです。

さぁ、今回は「-・--」の後に「-・-・」を打たれた時。
つまりは、JP#YC〜シリーズのコールサインのレピーターで、CWの速度が速い場合、“〜YC〜”か“〜YY〜”とか、“〜YCC”、“〜YCY”などのように、判別がしにくい事。
これはサフィックスY、Zから始まる社団局も同様の話ですね。
当時は聞き逃しても、カセットテープを巻き戻して、せいぜい0.5倍速くらいしか出来ずに、「-・--」と「-・-・」の違いに拘ってしまいました。
この違い、CWに慣れていらっしゃるベテランの方にすれば、笑われてしまうくらい、ほんの些細な事でしょうけどね。

後もう一つ。
FTR-5410{*51}の独特のCW。
無線機のスピーカーで聴いていると、ブザーで発生しているような「ミ」と「ペ」音の中間のようなトーン(?)。
普通の800Hzや1,000Hzなどのトーンは、パソコンやスマホなどで幾らでも簡単に作成できるのですが、このFT-5410のIDで採用されているCWは再現が難しいような気もします。

カセットテープから拾った音声を、Audacityのスペクトラム解析ツールで調べてみると…。
凡そ3,000Hz〜4,000Hzのトーン周波数だという事が分かりました。
しかし、実際にトーンの成分を拡大してみると、正弦波ではなく“のこぎり波”のような波形になっているようです(綺麗なのこぎり波ではない)。
これはあくまで適当ですが…。
FT-5410のIDに似たようなトーンを、Audacityのトーンジェネレーターで再現してみました。
結果、まだFT-5410っぽいトーンに、“なんとなく近付いた”くらいに出来ましたが…。
そんな事をするのなら、もともとあったCWの長点や短点の部分からコピーして貼り付けした方が、再現するには簡単ですけどね(汗)。
さ。
今回は、今は無き耶麻郡西会津町にあった、439.62MHzのレピーター{*52}{*53}のID。
カセットテープに録音した時は、“DE”の「-・・ ・」の頭が切れて「・・・ ・」になっていたので…。
Audacityでまずこれを修復。
えっ? 簡単な事です。ただ、後のどこか適当な長点の音声部分をコピー、そのまま頭切れしている部分に「-」として上書きペーストしただけです(笑)。
次に、全体的にFM電波の信号強度不足による「サー」というノイズが混じっています。
このノイズも、Audacityのノイズの低減フィルターを通して除去してみました。
そして、実際に聴いていただければお分かりいただけると思います。
原音と、補正したものこれ。
いかがでしょう?
そんなアナログレピーターの話ですが…。
どうやら、会津盆地で私と同じく、“時代はデジタルだが、アナログ”という有志が2017年に、430MHzのアナログレピーターを開局されたそうですが…。
残念な事に、2022年秋に廃局されてしまったそうです{*57}{*58}。
いろいろ諸事情があって、維持・管理も大変だったと思いますが…。
今でもアナログレピーターを好む方がいらしたのを拝見して、私も少し安心しました。
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