JA1NVLの細々日記

2021年8月14日(土)
2021年8月19日(木)追記

皆さん、こんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。



ここ最近、な〜んだか疲れて、殆ど無線もやる気が起きなかったのですが…。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか？



先日、いつものように夜の時間帯にWIRES-Xで、“専ら1200MHzが中心！”と、私と同じようなお考えをお持ちのOMさんと、久しぶりにお互い1200MHz同士でロングにお話ししていただいたもので、本当にスッキリしました。

「今、FT-104から出ています」と、仰るOMさん。
先日も書きましたが、遠くの地でウチのノードと同じ1296.42MHz、79.7Hz、つまり同じ周波数、トーンでお互いをWIRES-Xで結んでいるだけです。

 このFT-104は2017年2月17日(日)、10K円で購入しました。
トーンスケルチユニット(FTS-17)が組み込まれていたのでお得だったと思ったのですが…。
Sメーターの調整が少し狂っているのか、目の前にウチのノードのアンテナがあるにも関わらず、時折メーターが1つ消える現象が起きるのです！


OMさんに訊くと、「せんにひゃく　きゅうじゅうろく　てん　よん、の、“よん”の辺りがSメーターの一杯ですよ」との事ですが…

後、付属の単3電池×6本用の電池ケース(FBA-10)の爪が折れているので、電池を入れても接触不良で電源が落ちてしまったり…。
外部電源のDCジャックの中がおかしくて、こちらもしょっちゅう電源が落ちてしまったり…いまいち使い物にならない感じです。

まぁ、こんな感じで使い物にならないので、結局、フレンド局も私も使い物にならなかっただけです。



それで、いつもウチのノードの受信用に使っていたのですが…。
最近、気付いた事があります。

このFT-104シリーズ（FT-204、FT-704を含む）は、当時としてはディスプレイの照明に加えて、画質的なイルミネーション・キーボードを採用していて、DTMFメモリーもしっかり装備されていたのですが…(*2)。

残念な事に、このディスプレイの照明とイルミネーション・キーボードは、「LAMPキーを押してる間しか点灯できない」、つまり常時点灯させたり、キー操作後、タイマーで5〜10秒後に消灯させる事が出来ない訳です（確か当時、非公式に常時点灯させるユニットが出ていた？）

 
LAMPキーから指を離したのですが…。ほら！　ディスプレイとキーボードの照明が点灯したままになっていますヨ!!
 
しかし、たまーにバグなのか、点灯しっぱなしにする事が出来るんです。
ですが、やり方が分かりません。
たまーに、[LAMP]キーを押しながら[SQL OFF]スイッチを押すタイミングで常時点灯する事があるのですけどね…。

どうやってやったかな〜、と、もう一度検証しようと思いましたが…。
DCジャックが逝ってしまって電源が入らなくなってしまいました！

さて…電源が入らなくなってしまったのには困りました。
弟にFT-104を預けて修理をお願いしました。



このFT-104、元からDCジャックが不調で、ちょっと電源コードに触れただけで電源が落ちてしまう事が多々ありました。
弟に見てもらったところ、どうやら基盤のハンダ付けの接触が良くないとの事でした。



もう、こうなったら私はお手上げなのですが…。
私の弟はFT-104を分解して、基盤を取り出して修理しました。
先日、1200MHzでOMさんとお話したのですが、このFT-104を分解するのも結構大変だったようで、“なるほど〜”と私も思いました。


普通に再半田付けすると同時に、強度を増すように電線で繋いでくれました

問題の箇所を弟が通電するように修正してくれました。
これ、1mm以下の細かい作業です。
…とても私には出来ません。


おぉ〜！　再びFT-104を使えるようになりました!!

そして元通りに戻して…。
FT-104の照明を常灯させる事を、もう一度検証してみました。
やっと分かりました

[LAMP]キーを素早く2回押す。
消灯させる時は、[LAMP]キーを1回押す。


ディスプレイの照明は麦球、テンキーはLED。暑い時、照明を常灯しておいたままにしておくと、かなり熱を持ちますね…

もちろん、FT-104の取扱説明書には、この操作は書かれていませんね。
今のハンディ機で、ディスプレイとテンキー照明を常時点灯させる事は当たり前となっていますが、当時のハンディ機で今と同じような感じで使えるという事は、改めて凄いなぁ、と改めて思いますね。