JA1NVLの細々日記

2021年7月4日(日)

梅雨入りして、せっかくの休日も雨…。
そんな雨の日は、お家でゆっくり無線による交信も良いものですが、私は個人的に144/430MHzより、1200MHzでお話したいのが本音であります。

現状で、カモガワは1200MHzのメインチャンネルは、まず何も聞こえないし、1200MHzのレピーターは停波したままで、他の地域のレピーターも入らずで…。
望みはVoIPしかなかったようなもの。

かれこれ、2011年3月に開局したWIRES-II時代から、WIRES-Xになっても、1200MHzノードの私は皆さんからいつも置いてきぼり。
144/430MHzが主流のノードばかりで、実は私と本当に共感できる人が居なかった訳でした。



昨年、秋からよくメールいただいて、ここ最近、お互い1200MHzのWIRES-X同士で交信していただくようになった、東京都練馬区のJF1NHX局。
訊くと、私のブログをご覧になって、TM-833、TSU-8、更にTM-521、etc…1200MHzの無線機を入手されて…。

今では、430MHzでEchoLink、1200MHzでWIRES-Xを運用されているとの事です。


東京都練馬区から1296.42MHzでアクセスされた電波が…同じく、1296.42MHzでカモガワの長狭平野に流れています〜♪

お互い、1296.42MHzのノード。
つまり、東京都練馬区のJF1YQP局 (#13374) と、ウチのノード・JQ1ZMY (#14954) と同じ周波数、トーンで稼働しています。

これは面白い。
当然、お互い同じ周波数でも、練馬区と鴨川市で1200MHzで混信する事はまずないでしょうし…。

ネット越しの遠くの街で同じ周波数、トーンと言うのが、何よりも面白いじゃないですか！
私もやってみたかったので、今回はJF1NHX局にとても感謝しております。

そんな感じで、最近は東京都練馬区の皆さんと、ノードを繋げっぱなし。
ノードがトラぶった…音声テスト…やっと交信できた〜、ゆったりラグチュー〜、など、こうして、1200MHzでお話が出来る事が、私は何よりも嬉しい事であります。


うちから、市内のフレンド局のお家まで直線で1.8Kmですが、近所にある森が邪魔をしているので、1200MHzは他から反射で届いているようです

さて、冒頭でもお伝えしたように、雨の日の今日…。
ウチのノード・JQ1ZMYは、同じTM-833にWIRES-XのHRI-200と音声デジピーター装置（VDR-100）を共存させています（ゲートはしていない）。

同1296.42MHz。
79.7HzでWIRES-X、88.5Hzで音声デジピーター。

今度は、うちのローカル局と、1200MHzで音声デジピーターで交信していただきました。


雨が上がる頃、近所の山々は霧【きり】で被われます。このような状態になると、1200MHzは山の反射に影響が出るのでしょうか？

私、2011年からずっと固定、移動で1200MHzを運用して…。
ここ最近、地元のローカル局が固定から何度かお繋ぎいただいて、初めて分かったんです！
雨の日は、1200MHzの飛びが不安定になりました…。

先日まで、0.1Wあればウチの音声デジピーターに届いたのですが、雨が降って視界が悪い今日は、1Wでもやっと(*1)。
更に、ウチの音声デジピーターから10W出力(*2)の電波も、フレンド局の固定まで2〜7、場合にはBUSYだけになったり、かなり不安定だったり…。
いや〜、これはお互い、固定局同士じゃないと分からなかったんですよね。

1200MHz帯が“準マイクロ波”と言われるように、マイクロ波の仲間で、雨の影響を受けるという事。
改めて体験しました。