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JA1NVLの細々日記

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emoji2021年4月12日(月)の記事で書きましたが…。
やはり、LinuxでEchoLinkを動かす為に、わざわざemojiWineHQ+Windows版のEchoLinkをインストールするよりは、SvxLinkで動かしたくなってきました。



休憩時間にemojiスマホからAnyDeskで自宅のemojiPCをリモート接続。
今回は、取り敢えずシングルユーザーで使えるように、SvxLinkとセットの“Qtel”だけをインストールしてみよう、と、emojiスマホの小さな画面で遠隔操作、PETパッケージを作ってみました。


emojiディレクトリーをそのままPETパッケージにしてみます。Windowsで言えば、InstallShieldのようなものでしょうか?

FossaPup64の「パッケージマネージャ」から、そのままダウンロード、インストールすれば良いのですが、同時に必要なLinuxの共有ライブラリーがバラバラにインストールされる為、それらをスッキリと、一つにまとめる為にPETパッケージにしました。

Qtel自体、凡そ1.2MBくらいですので、別にSquashFS (.sfs) にする必要がありませんが…。


emoji元は実行ファイルとライブラリー全てを合わせて、約1.2MB程でしたので、今回はSquashfsをボツにしました

そして、無事にQtelを起動してみます。
LinuxのEchoLinkでは、シングルモードをQtel、シスオペモードはSvxLink(サーバー用)と分かれています。

今回はQtelでシングルユーザーとしてEchoLinkに参加してみます。

初回起動の時は、いつもの設定を行います。
これはWindows版でも同じですね。


emoji初回起動の際、まずはネットワークの設定から。この設定は後でいつでも変える事も出来ます


emojiWindows版のEchoLinkを見ていれば、こちらも問題ないでしょう


emojiそうそう! 以外に忘れがちなのが、文字のエンコード設定。Linuxや最近のスマホは「UTF-8」が標準ですが、相手がWindowsの場合は、全角文字が文字化けしますので、「Shift-JIS」にしておきましょう

簡単な設定を終えて、早速、Qtelを起動してみます。
Windows版のEchoLinkより余分な機能がない分、軽い軽い。


emojiロケーション部分に“[Svx]”と書かれている局は、Linux版のSvxLinkでリンク局を稼働させている事を意味しています

一度、起動すると /root/.config/SvxLink/ ディレクトリーに“Qtel.conf”というemoji設定ファイルが作られます。


emoji標準設定では「VOX有効」が無効になっていますが…。実はVOX運用も出来るんです!

ちなみに、Windows版のEchoLinkはPTTがトグルになっていますが、Qtelは無線機と同じく、PTTを押している(クリックしている)時のみ送信状態になります。

後、先程の /root/.config/SvxLink/Qtel.conf をテキストエディターで開いて、

VoxEnabled=false

ture(有効)にすると、VOX機能が有効になりますが…。
どうやら、一度PTTボタンを押し続けた後にVOXが有効になるようで、送受信は完全に自動化できないようですねemoji

ちなみに、今回のPETパッケージは、レポジトリが“ubuntu-focal-main”ですので、Ubuntu系のLinux(但し64ビット)でも動くと思います。

実際にこれを使って私もemojiPCからEchoLinkに出ています。emoji

  qtel_19-09-1_amd64.zip (330Kbytes)
emoji公開を終了しました)
※ブログの仕様変更以降、OSやブラウザーによって、上記リンクをダウンロードしても「1618282230」などのようなファイル名になってしまう事があります。元ファイルは「qtel_19-09-1_amd64.zip」ですので、リネームしてください。
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