JA1NVLの細々日記

2019年10月7日(月)

台風15号の被害から、もうすぐ一ヶ月。
私の地元では、今も遠くからボランティアに駆けつけた皆さんのお陰で、復旧作業が続いています。



築30〜40年の比較的古い家は、瓦を飛ばされる被害があったので、今もボランティアの人達によって、屋根にブルーシートが掛けられ、場合によっては屋根を修理されている光景も見ました。

ボランティアの人達は、千葉県でも北部や、他県から来られた皆さんですが、屋根の上に登られて手際良く作業をされていました。



屋根にブルーシートを被せる作業も、かなり危険。
高齢者一人住まいの場合、とても自分で出来る事ではないでしょうし、ボランティアの皆さんには、本当に頭が下がりますよね。

先日、土日も他県のナンバーの皆さんが作業されていました。
本当、彼等に頭が下がるばかりで…。
直接うちはお世話になっていないながらも、わざわざ遠くから駆けつけていただいた皆さんに、私からも感謝したいですね。



さて、屋根にブルーシートが被せられている光景を傍観しつつ、また嶺岡山まで歩いて行きました。
いつものJM1YUK局舎へ。



先日、JA1BJY局とJR1WFW局と、音声デジピーター（438.99MHz、トーン67.0Hz）でお話ししていただいた時に、デジピートされる電波に変なノイズが混入しているのが気になっていました。


良く見ると、キャビネット内にも粉状のようなものが…。以前、局舎内に蟻の大群が居たのが原因なのかな？

どうやら、RBBSの転送が開始されて、144.62MHzが送信すると、438.99MHzの送信時にノイズが混入するようでした（52.62MHzが送信した時は影響なし）。

そこで、今回はVDR-100のタコ足配線を、少し改善しようと思ったのですが…。


VDR-100の電源コードやオーディオ入力、無線機のマイク端子へのケーブルも、みんなゴチャゴチャ…（汗）

結局、局舎内のキャビネットいっぱいに無線機器が置かれているので…。
どう頑張っても、スペースが無くて、電源コードや同軸ケーブルの上にVDR-100を置くのが精一杯でした。



一応、これでもタコ足配線は何とか解消しましたが…。
VDR-100をデュプレクサーや同軸ケーブルの上に置いてあるので、どうしても干渉してノイズを拾ってしまいます。

次回は、キャビネットの配置を少し変えてみようと思います。



その後は、また県立嶺岡山系自然公園へ。
土日祝日など、ここには先客が居るものですが、本日は平日なので殆ど人が来ませんので…。

今回は、DJ-G7にいつものUH-561Sではなく、35cmのRH951S（SMA-PとBNC-Jの変換コネクター装着）で、遠くと交信するのが目的。


習志野市の音声デジピーターに届いたぁ！　ちょっと声を出してみましたが、何とか届きそう？

あれ
今まで、ここから0.2Wでも余裕で届いた、茂原市の音声デジピーターに届かないですね。
この時、他局が利用を始めたのですが、52がやっと…。
後、大多喜町の音声デジピーターでさえ、1W出しても反応がないし…。

せっかくRH951Sに付け替えたので、勝浦市の430MHz帯レピーターにアクセスしたところ、UH-561Sでは51〜52程度だったのが、53〜55で入って、0.8Wでもアクセス出来ました。

この時、以前からコールサインを聞いていた、南房総市のOMさんと勝浦市のレピーターで交信、その後は144MHz帯のシンプレックスで交信して頂きました。

やはり、17cmくらいのUH-561Sと違って、長いアンテナは飛ぶと思いました。
…が、しかし、1200MHz帯に限って、SMA-PとBNC-Jの変換コネクターでロスしているのか、送受信ともに、UH-561SとRH951Sで大差がないように感じました。


千葉県旭市のレピーターに届きましたが、いまいち。もう少し場所を探せばいいかな？　1200MHz帯の方はどう頑張ってもアクセスしませんでしたが…

今回は、DJ-G7にEDH-35装着なので、1〜2Wが限界。
144MHz帯で習志野市の音声デジピーターまで、1Wで届いた事と、旭市のレピーターまで1Wで何とか届いた事に満足でした。
何れも、フレンド局を呼んでみましたが、応答がなかったものの、南房総の方と勝浦市の430MHz帯のレピーターと、144MHz帯で交信できたので、収穫となりました。

ちなみに、1200MHz帯は何も入りませんでした。