JA1NVLの細々日記

2019年7月9日(火)〜2019年7月10日(水)

途中、チバ県からサイタマ県を“ぴょ～ん”としちゃって…。
もちろん、仕事でグンマ県まで来ちゃいました…。

 
今年は、このクルマで初イバラキで…。半年で、今度は初グンマ!!

長い道中、群馬県のアナログFM、広域レピーターをずっとワッチしながら走行していました。
今回は、シゴトが忙しくて…。
ムセンで喋る余裕すらありませんでした。

 
移動中は、群馬県の430/1200MHz帯の広域レピーターを聞いていましたが…。広域レピーターの430MHzさえ、殆んど利用されていない有り様に驚きました！　イバラキの広域レピーターは、1200MHzも賑やかだったので…

今回は、突然の雨に何度も遭遇して参りました。
天気予報、全く当たらないし…。
それもあって、シゴトの進捗が計画よりだいぶ遅れて、焦りも出てきました。
ムセンで遊んでいる余裕も、観光を楽しむ時間も無かったです。

 
今回は10階建てのホテルの10階に部屋が取れたのですが…

もちろん、グンマ県は今回だけじゃなく、来月も再来月も訪れる予定がありますし…。
今回は“初Gumma県”と云う事もあり、どちらかと云えば、さっさと一次業務(*1)を終わらせないと帰れないので、ムセンとか観光地の事は頭に殆どなかった訳でした。

出発前に、予めルートをGoogleマップで調べておいたのですが…。
ただ、行って帰ってくるだけなら、高速道路を使ってさっさと移動すればいいだけですけどね。
今回は途中に何ヶ所も寄らなくてはいけないので、一般道路で行った方が、途中で小休憩も出来るし、給油で焦る事もないので、チンタラ行く事にしたんです。


ちょうど、私の“ツイン”専用のような駐車スペースを見付けたので、ここに停めてみました♪

しかし、道中は長いので…。
車載のTM-833Sで、群馬県のアナログFM、広域レピーターを聞きながら走行していました。

• 439.18MHz (JP1Y**) のID
  （ファイル紛失／現在も変更なし）
• 1291.18MHz (JP1Y**) のID
  （2016年3月31日、16時11分録音／現在も変更なし）

うん。
430MHz帯はアイコム製のIC-3010、1200MHz帯はアイコム製のIC-1210らしきものと推測。
昔のアイコムのアナログFMレピーターは、カーチャンクするとレピーターのダウンリンクから、凡そ800〜900Hzのトーンで、150字／秒(?)のCWでIDを打ち始めるのですが…。
電波が出ると同時にCWでIDを打ち始めるので…。

カーチャンクした人は、“E JP1Y**”と、DEの「D」の部分が一部頭切れするか、聞こえない感じで、いまいち気持ち良くない感じで…。
“JP1Y**”を打ち終わって、「プチッ」と小さなノイズが入る。
ただ、今回は1200MHz帯の方は、このノイズが入らないので、IC-1210かどうかは不明。

これを聞くと、私は“あぁ、昔のアイコム製のレピーターだなぁ”って分かっちゃいます。



私が今回、行ったのはオオタ市からマエバシ市、そして、トネ郡みなかみ町。

山間部の田舎でも、430MHz帯はもちろんの事ですが、1200MHz帯のレピーターが入る。
そして、都市部と繋がる。
これは今から20〜30年程前と全く変わりないスタイルなのでありますが、私は個人的にアナログFMのレピーター、特に1200MHz帯で、このような山間部でも繋がる事がいいなぁ、って思います。

それもそのはず。
赤城山の「地蔵岳」（1,674m）に設置されているレピーターですから、飛びは抜群でしょう。
しかし、430MHz帯は10Wですが、1200MHz帯は1Wですので、山陰や街中では途切れる事がありますが、それでもサイタマ県のさいたま市辺りからも届くし、みなかみ町の山間部でも届くので、VoIPなしで繋がるのは凄いと思う訳です。



この日は群馬県のアナログFM、広域レピーターを聞いていても、430MHz帯はたまーに決まった人が出ているだけで、1200MHz帯はたまにカーチャンクをする人が居るだけで、殆ど交信は聞こえてきませんでした。

今から20〜30年程前、関東地方の430MHz帯の広域レピーターは荒れ放題で、殆ど使い物にならなかった時代がまるで嘘だったかのように…。
今ではすっかり静まり返っているようでした。



最近、朝など私はWIRES-Xで群馬県のルームをワッチしている事がありますが…。
私とほぼ同年代でしょうか。
比較的若い人が出ているのを聞くのですけどね。

WIRES-Xでアクティブなご様子を聞いているのですが…。
いざ、現地に行ってWIRES-Xのノードを検索してみると、グンマ県はノードが少なくて、更にアナログノードも少ない


これが利根川の上流！　おや？　釣りをしている人を発見。何が釣れるのでしょうね？

トネ川は私達が住んでいるチバ県の方まで流れている川。
そんな川の上流の方の町。

イワナの塩焼きを食べられるような山間部のところと、1200MHz帯のアナログFMレピーターで繋がるって…。
いいなぁ、って…。
あっ、ただ単に川沿いの小料理屋さんで、イワナの塩焼きを食べたくなっただけですけど、ね。

今回は道でお会いしたグンマの皆さん、とても良い方ばかりでした。
例えば、「この辺に○○ってありますか？」「昔、この辺に道があって…○○って云うのがありませんでしたか？」など、私は良く地元の人しか分からない情報を尋ねる事が多いのですが…。

作業中で忙しくても、きちんと気持ちよく応対してくださったり。
更に、世間話までしちゃったり。

「チバのカモガワから来たの　遠くまでご苦労様〜」

とか。どこかの街と違って、“みんなウェルカムモード”ってのがいいですね(*2)。



そんな中、今回、印象に残った一つなのですが…。
道路を工事していて、片側通行になっていたんです。

私がその現場に着くと、交通誘導の警備員さんが「歩行者通りまーす！」と声を掛けて…。
ユンボウ（ユンボ）で作業中の人たちも、全て作業がストップしちゃったんです



私一人の為に、ただでさえイライラしてそうな片側通行の上下線がストップしちゃって…。
更に、作業中の怖そうなお兄さんが、「足元大丈夫ですか？　すみませんね、気を付けて通ってくださいね」と、私の手を引いてくださり、工事区間の終了まで手を引っ張って、誘導して頂いたんです

“どこかの（クソ）田舎街”では、絶対にあり得なかったこの光景に…。
流石に、私はビックリでした
ホント、申し訳ない気持ちでいっぱいで…。何度もお礼と頭を下げました。



そして、無事にクルマの元へ着く事が出来ました。

その後は、昨日、途中で寄る予定だった街でしたが、雨で断念した為に本日、改めて向かおうとしました。
国道353号線を走行中…。



『さいた さいた〜　チューリップの花が…』と、なにやら鼻歌のようなものが聴こえてくるではありませんか
場所は、この辺です。

いつかテレビで見た事があったのですが、ぐんまメロディーラインですね。
おもしろ〜い

動画は、クールリバー社のVDR-0710で撮影したものですが…。
このドライブレコーダー、microSDHCメモリーカードに動画を記録する際に、処理ノイズが音声に混入するんです。
上記の動画はPCで音声を補正したのですが、ノイズまでうまく消す事が出来ませんでした。

今回は、行きは凡そ263Km、帰りは凡そ292Kmの道のりでした。
全てではありませんが、途中、APRSを出しながら走行してみました。

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《脚注》

*1: 私の場合、収入がある仕事を“一次業務”と勝手に命名しています。今は官公庁からの受託業務をしておりますが、仕事の内容については一切秘密でお願いします。以前、とある田舎町で「あに？　グー○ルのス○リートビューかい!?」と言われた事も。…違いますけどね（汗）

*2: 具体的にどこ…かは申し上げませんが、某千葉県の田舎街。年配の人に会うと必ず、「お前はどこから来た？」と他所他所しかったり、上から目線だったり、嫌な思いをする街がありますけどね