JA1NVLの細々日記
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前回、2014年10月3日の記事で書いた、Slacko Puppy 5.7と
WineでWIRES-II Serverを起動させる話です。
今回は、予め
家を出る前に、いつもHRI-100に接続させている
パソコンを
CDで起動、後はオンメモリーで稼働させて、TeamViewerで出先からiPod touchでリモートコントロールして実験してみます。
今度は、SlackoPuppy 5.7とWine 1.7.5でWIRES-IIが起動した! 当然、これはPuppy LinuxのRAMディスクにコピーして稼働しています
前回はCOMポートの通信方法をうまく設定できずに、HRI-100と通信が出来ませんでした。
そこで、まずはSlacko Puppy 5.7と
WineでHRI-100と何とか通信が出来るようにしたい訳です。
Windows 8.1では、HRI-100に付属していたUSB-シリアル変換コネクター(PL2303)が使えないので、私はUSB-CVRS9を使用しています。
LinuxでUSB-シリアル変換コネクターは、殆ど認識すると思いますが、問題は
Wineで稼働させている“WIRES-II.exe”にどのように認識させれば良いか、が分からなかったのです。
WineにはWindowsの「デバイスマネージャー」は付属していないので、Linux上で仮に「ttyUSB0」と云うような名前で認識していても、“WIRES-II.exe”は「COM1」「COM2」「COM3」…としか見ていないので、その受け渡しを作ってあげれば良いのかなぁ
こちらのサイトを参考に、 /root/.wine/dosdevices/ の中に、「com1」と云う名前で、 /dev/ttyUSB0 に対してのシンボリック・リンクを作成してみました。
流石にiPod touchでは文字が打ちにくいので、そのままRxvtにコピー&ペーストです
ちなみに、
パソコンにはUSB-CVRS9以外の余分なUSB接続を外しておくと分かりやすいので、今回はUSB-CVRS9だけを接続してあります。
“VsLAN.exe”を起動してみると…。
これが見えていると云う事は、HRI-100と通信が出来ている訳ですね
やった! HRI-100と無事に接続が出来ましたヨ

ですが、今回は私がビルドした wine-1.7.5_xz.sfs を使用したのですが、まだ動作が変。
まず、いつものように、[File]→[Property]、[General Setting] タブを開くのですが、どうやっても[ OK ]ボタンで設定を保存して閉じる事が出来ないんです。
このCOMポート番号は、1〜256番までありますが、この通りデフォルトの「1」以外に設定できないのが問題なのです
“COM Port No.”のところは、「1」、つまり「COM1」のままにしておいたので、今回はそのままHRI-100と通信に成功した訳で、ここはもう弄らない。
IDはWAVファイルを指定すれば問題なく動作しました。CW IDのテキストも、もちろん問題なく動作します
ん? 何だかコツを掴めました。
まず、[File]→[Property]、[General Setting] タブを開くと、そのままでは[ OK ]ボタンで設定を保存して閉じる事が出来ないので、一度、[ID Setting]など、別のタブへ移動して、[キャンセル]ボタンで一度、設定を保存せずに閉じます。
次に、[File]→[Property]で開くと、今の[ID Setting]タブが開いているので、さっさと設定して[OK]ボタンを押すと保存できました。
ただし、[General Setting] タブは開いてはいけません。
つまり、General Settingの設定が出来ないのですよ〜。
多分、これは“Invalid Com Port.”とエラーが出ているのが原因だと考えられますが、これを回避する方法が分からないんですー。
VoiceCheckは起動するものの、[RECORD START]ボタンを押すとWine 1.7.5ではWIRES-II.exeが落ちてしまいます
前回、
Wine 1.3.28を使用しましたが、今回は
Wine 1.7.5を使ったせいか、Voice Checkプラグインやルームに接続すると、WIRES-II.exeが落ちてしまいます。
どうやら、
マイク入力の音声を処理する事や、
ネット側からの音声を処理する辺りで、
Wineとの相性があるのかもしれません。
信号を受信すれば「LOCAL」ランプが点灯するので、一応、HRI-100との通信は、ほぼ可能になったようです
ちなみに、DTMFの#6666Dや#5555Dなどを送信しても、アナウンスを出す事が出来ません。
SAPI5をインストールすればいいと思いますが、
Wineでどうやったらいいのか、また次回考えてみたいと思います。
いずれにしても、LinuxでWIRES-IIやWIRES-Xを稼働させるには、結構、難しいですね。

Puppy Linux+Wineでは、タスクバーの“WIRES-II Running”アイコンが出ないので、終了させたい場合やハングアップした時は、Pprocess(プロセスの管理)で、「wires」と検索、VsLAN.exeとWIRES-II.exeを強制終了させるしかないようです
ちなみに、数あるLinuxの中で、私がPuppy Linuxを愛用するようになったのは、軽いのはもちろんの事、一度
CDやDVDで起動してRAMへロードすれば、後は
CDやDVDを抜いてオンメモリーだけで動作できる訳でして…。
ハードディスク無しでWIRESが動けば嬉しいと思います。
また、ハードディスクが入っている
パソコンの場合、hdparmコマンドで、
Slacko Puppy 5.7になったら大体、サウンドカードやUSBも認識するようになりました。
SlackoPuppy 5.7+Wine 1.3.28で試したところ、ローカル局のルームには接続する事が出来ました。…しかし、音声処理の辺りで動作が不安定で、「#9999D」を送信しても切断できなかったり、WIRES-II.exeが落ちる事もありました

今回は、予め





前回はCOMポートの通信方法をうまく設定できずに、HRI-100と通信が出来ませんでした。
そこで、まずはSlacko Puppy 5.7と


Windows 8.1では、HRI-100に付属していたUSB-シリアル変換コネクター(PL2303)が使えないので、私はUSB-CVRS9を使用しています。
LinuxでUSB-シリアル変換コネクターは、殆ど認識すると思いますが、問題は




こちらのサイトを参考に、 /root/.wine/dosdevices/ の中に、「com1」と云う名前で、 /dev/ttyUSB0 に対してのシンボリック・リンクを作成してみました。

ちなみに、

“VsLAN.exe”を起動してみると…。

やった! HRI-100と無事に接続が出来ましたヨ


ですが、今回は私がビルドした wine-1.7.5_xz.sfs を使用したのですが、まだ動作が変。
まず、いつものように、[File]→[Property]、[General Setting] タブを開くのですが、どうやっても[ OK ]ボタンで設定を保存して閉じる事が出来ないんです。


“COM Port No.”のところは、「1」、つまり「COM1」のままにしておいたので、今回はそのままHRI-100と通信に成功した訳で、ここはもう弄らない。


ん? 何だかコツを掴めました。

まず、[File]→[Property]、[General Setting] タブを開くと、そのままでは[ OK ]ボタンで設定を保存して閉じる事が出来ないので、一度、[ID Setting]など、別のタブへ移動して、[キャンセル]ボタンで一度、設定を保存せずに閉じます。
次に、[File]→[Property]で開くと、今の[ID Setting]タブが開いているので、さっさと設定して[OK]ボタンを押すと保存できました。
ただし、[General Setting] タブは開いてはいけません。

つまり、General Settingの設定が出来ないのですよ〜。
多分、これは“Invalid Com Port.”とエラーが出ているのが原因だと考えられますが、これを回避する方法が分からないんですー。


前回、



どうやら、






ちなみに、DTMFの#6666Dや#5555Dなどを送信しても、アナウンスを出す事が出来ません。
SAPI5をインストールすればいいと思いますが、


いずれにしても、LinuxでWIRES-IIやWIRES-Xを稼働させるには、結構、難しいですね。



ちなみに、数あるLinuxの中で、私がPuppy Linuxを愛用するようになったのは、軽いのはもちろんの事、一度


ハードディスク無しでWIRESが動けば嬉しいと思います。

また、ハードディスクが入っている

hdparm -S 36 /dev/sdaとしておけば、3分経つとハードディスクのモーターが停止するので、夏場には良いかなと思います(ハードディスクの回転を止めたり動かしたりは、頻繁にやらない方が良いでしょうけど)。
Slacko Puppy 5.7になったら大体、サウンドカードやUSBも認識するようになりました。

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