JA1NVLの細々日記

移動の時、私はC710をメインに携帯しています。
最近はDJ-G7を持ってお出かけする方が多くなりました。


C710では、ウチの音声デジピーター＆WIRES-Xにアクセスが厳しいこの場所で、DJ-G7では…？

ちょっと気付いたのですが…。
C710の取説で、エボルタ3本など、つまり3.6Vでは、1200MHz帯の送信出力が、凡そ0.17〜0.19Wと理解できそう。
ところが、じっくり見ると、取説の表記がおかしい部分があって、ローパワーでは「0.12W」とも書かれているような感じ

しかし、実際にC710＋エボルタ3本で1200MHz帯を運用時、ローパワーとハイパワーでは差が感じられない程でもあります。


シゴト帰りにまた山奥。DJ-G7でHF〜VHF帯まで受信を楽しんで…

そんな中、今度はDJ-G7。

私は今の季節、付属のイチウムイオン電池（EBP-73）は使っていません。
と云うのは、シゴトで駐車中のクルマの中にDJ-G7を置いたままにして、外を歩いている事が多いのですが…。

皆さんご承知の通り、イチウムイオン電池は熱に弱く、炎天下の車内の中に置いておくと、すぐに劣化してしまう、と云う訳です。


DJ-G7＋エボルタ4本。
つまり、乾電池ケース（EDH-35）を使った場合。
確か、私の曖昧な記憶ですが、FETパワーモジュール搭載のハンディ機で平均的に、1200MHz帯は4.8Vくらいで約0.3W、6Vで約0.5Wくらいなんじゃないか…と、です。

アルインコさんのカタログでは、ローパワーが約0.2Wとありますが、DJ-G7の取説では0.3Wと書かれていたり…。はっきりしません。
じゃあ、仮にDJ-G7＋エボルタ4本。
1200MHz帯でローパワーが約0.2W、ハイパワーが約0.3Wくらいだと仮定します。

我が家の音声デジピーター、DJ-G7＋エボルタ4本でも結構、山奥でも使えました。
C710より2倍くらいは良い感じ…。


山の木々にDJ-G7を向けると、付属アンテナでも反射の位置で十分交信できます！

WIRES-XでJP7GUC局と交信、DJ-G7＋エボルタ4本でローパワーとハイパワーの差を聴いて頂きました。
ローパワーでノイズ混じりながら、何とか聞き取れていた音声が、ハイパワーにすると、はっきり聴こえるようになったそうです。

DJ-G7＋イチウムイオン電池（EBP-73）でないと1W出せませんが…。
DJ-G7＋エボルタ4本でも、それなりに使えそうでした。
ちなみに、DJ-G7＋アルカリ電池4本ですと、ハイパワーは約0.5Wになるそうです（カタログより）。


このまま送信すると、FM放送をそのまま1200MHz帯に流してしまうので、セットモードの「同時送受信設定」を“禁止”にすると良いでしょう

しかし、風が出てきて山の木々が揺れると、Sメーターがふらふらしてきました。

こんな山の中から、福島県白河市と繋がる…。
もちろん、WIRES-Xを使用しているから当たり前なのですが、ウチのノードの1200MHz帯の電波が山奥まで、反射によって辛うじて届いている、と云うのが、ね

しかし、電波強度が安定しなくなったので…。
EchoLinkで喋って、自分の声を1200MHz帯でモニター。



1200MHz帯の電波が山奥まで届いた、と云う事が分かればいいんです。
ですが、C710の約0.19Wと、DJ-G7＋エボルタ4本で約0.2Wくらい。
これに結構な差を感じたのが不思議…。

もちろん、C710にDJ-G7の付属ホイップ（EA-163）を取り付けても変わらず。
これはハンディ機の筐体の大きさによる、アースが関係しているのではないでしょうか

1200MHz帯をメインに考えると、DJ-G7を中心に持って出掛けよう、と改めて思ったくらいです。
山奥でも、FM補完放送を聴きながら運用できますしね。