JA1NVLの細々日記

DJ-G7をお持ちの皆さん！
付属の純正アンテナ（EA-163）が壊れた方、いらっしゃいませんでしょうか

この時期になると、突然、アンテナのゴムがひび割れしたり、ベトベトしたり、破損する事ってありませんか

2017年7月15日(土)の記事で書きましたが…。
私はEA-163を予備に3本買いましたが、やはり、今のような高温多湿の環境で使っていたせいもあってでしょうか。


私はDJ-G7純粋のEA-163がこのように、オリジナルと豹変していても使い続けていましてね…。ちょっと格好悪い？

すぐに壊れてしまいました。
毎回、収縮チューブで修復しているのですが、予備のアンテナも必ず経年変化と、加水分解によって壊れてしまうのです。


このウレタンゴム製らしきアンテナ。加水分解が始まると、もう修復はほぼ不可能。ベトベトしたら、アルコールを染み込ませたウエスで拭けば、一時的にベトベトが取れますが…。やはり、ヒビや劣化が始まると、後は破損に繋がっていきます

そんな中、JG1ENC局から「400円でいいアンテナがあるよ！」と、 LINEで教えて頂きました。

2018年8月6日(月)、郵送で送って頂いた“例のブツ”が届きましたぁ〜！



これを送って頂く前の事です。
私が、1200MHzモノバンド・ハンディ機、FT-104の付属アンテナ（BNC）をSMA-P（♂）⇔BNC-J（♀）変換コネクターで、DJ-G7に取り付けて、何気なく試してみたら…。
以外にも、1200MHz用のハンディホイップで、430MHzでも普通に使えたんです！

後日、438.02MHzの音声デジピーター（JM1YUK）に、チバ市の自宅からJG1ENC局がアクセス、交信して頂きましたが、綺麗に届いて、チバ市とカモガーワ市で交信できました！

訊くと、ID-31に“400円のアンテナ”を取り付けている、との事でした。


商品バーコードが“45…”で始まっているので中華製。ですが、先入観で敬遠しがち。ですが、中華製でも日本製には無い良い物もありますしねぇ？

先程のFT-104の付属アンテナが、430MHzでもほぼ問題なく送受信できた事を思い出して、JG1ENC局に「もしかして、144MHzや1200MHzでも使えそうじゃないですかぁ!?　1200MHzでも使えるようでしたら、私も欲し〜い！　ちょうだ〜〜〜ぁいぃぃ！」と、また無理なお願いをした訳でした。


UH-561S（左）と、SRH815（右）。長さの違いはあるものの、針金のような感じですし…？　“144/430/1200MHz”と刻印されているSRH815で1200MHzは本当にオマケ程度？

現在では、144/430MHz帯のアンテナは豊富ですが、1200MHzが使えるアンテナは殆ど限られています。
DJ-G7の付属アンテナ（EA-163）は、2,000円ですし、毎年、壊れては買うのもおかしな話。

ちなみに、ネットで検索すると、SRH815が良い事を書かれていた方がおりましたが…。
私が2台のDJ-G7で試したところ、1200MHzは効率が良くないようでノイズが乗る上、付属アンテナよりも少し劣るような感じでした（2016年11月26日(土)の記事を参照）。


DJ-G7にUH-561Sを取り付けて、1200MHz帯で送受信、FMラジオを受信。付属アンテナと殆ど変わりなく使えるんです！

後は、SMA703を試してみよう、と思っていたのですが…。
3,700円＋消費税、更にSRH815を2cmくらい長くしたような形なので、DJ-G7の付属アンテナのような太さ≠丈夫、SRH815 or SMA703の中間くらいの太さのアンテナがあればいいな、と思っていました。

昔、ダイアモンド社でも生産していた、144/430/1200MHz帯のRH-10（BNC接栓）くらいの感じとか、です。

 
短波放送だって、（本体にアースをすれば）このように強く入感しますヨぉ！

都市部の方では、144/430MHz以外、1200MHzも未だに幾つかのレピーターも現存しているので、私はJG1ENC局に“400円のアンテナ”で、いろいろ試して頂いたのです。

そうしましたら、「これ、1200MHzでもバッチリ！　144MHzも、それなりに使えるヨ！」と、 LINEでご連絡いただきました！

その“400円のアンテナ”とは、秋月電子さんで売られているUH-561S。
中華製なので、少し作りが雑な部分もありますが、400円でDJ-G7付属の純正アンテナ（EA-163）より、430MHz帯は少し良い感じもしますし、1200MHzでも問題なく使えたので、私はこれを愛用しています。

JG1ENC局、お仕事でお疲れの中、わざわざアキバまで行って買ってきて頂きまして、本当にありがとうございました。

2016年11月19日(土)の記事で、DJ-G7の付属の純正アンテナ（EA-163）を、どうにか修復しようとしたのですが…。
結局、接着剤を使っても直す事が出来ませんでした。





先日、靴底に穴が空いてしまった靴を修復してみたのですが…。
その時に、靴の穴を埋めて固めて修復する事が出来るくらいなら、少し細かくなるものの、DJ-G7の付属の純正アンテナ（EA-163）の破損を直す事が出来ないかな、と考えました。





接着剤と同じく、破損した部分にシューズドクターNを塗って24時間放置してみました。
結果は全く無意味！
おまけに、DJ-G7の付属の純正アンテナ（EA-163）のゴムは、バタベタしたり、更にどんどんヒビが入って、そのうちにボロボロになってしまいました。


DJ-G7の純正アンテナとDJ-C7の純正アンテナ。“加水分解”でベトベトしてきて…。そのうちに、ゴムがひび割れしてボロボロに（泣）



しかし、何でアルインコさんのアンテナ…。
ゴムの素材は何なのでしょう
壊れやすいのでしょうか…。

2016年8月3日(水)の記事で書いた、DJ-G7の付属の純正アンテナ（EA-163）を、ずっと壊れたまま使用していました。しかし、どうもカッコワルイ…。


昔あったケンウッドの1200MHz帯ハンディ機、TH-55みたいな感じ…

夏の暑い時は、ただ単にくっつけるような細かい作業ですら、何だかやる気も出なかったのですが…。

先日、カ○ンズに寄った時に、いろいろ迷ったのですが…。
3M 瞬間接着剤 耐衝撃を購入しました。


バッグから出し入れする時など、よくアンテナをぶつけたりするので、「耐衝撃」の文字が気になりました（※クリックまたはタップで拡大します）


ちなみに、ハンディホイップの皮が剥けたので飛びはどうなったのか…と言いますと、当たり前ですが、全く変わりません。
一応、スペアはずっと前に買ってあるのですが、野外で使う事も多いので、使い古しのもので十分な訳です。

 
お山にDJ-G7を持って登っても、壊れたアンテナが何となく違和感がありましたしぃ…

もぎ取れたゴムの部分に接着剤を塗って、一晩置いて乾燥させてみました。
強力瞬間接着剤となると、接着面にどうしても白くなってしまいますが…。
出来れば、繋いで接着したのが分からないくらいにしたかったのですけどね。





う〜ん…。
少し下手くそですが、何とか直ったかなー
ま、くっつけるだけ、ですけどねぇ。


林道・熊取線にて、1296.34/1296.42MHzの音声デジピーターをテスト。尾根の陰は1296.34MHzが弱いので、1296.42MHzを使って補う感じ。DJ-G7+EA-163でC710よりは十分使えます
 

“なるほど！　安房高山から反射しているんだー！”。写真では分かりにくいのですが、DJ-G7+EA-163でも1200MHzの指向性や反射を体験できるような感じです


498円で修理しましたが、それなりに使えるので良かったです。
また予備に、DJ-G7の付属の純正アンテナ（EA-163）を欲しくなりましたが…。
今月はクルマに車検などで7〜8万円近く出費しちゃったので、ちょっと我慢。

2016年8月3日(水)の朝…。
シゴトへ行く前に、DJ-G7のバッテリーパックを、充電しておいた新しいものに取り替えようと、昨日までバッグに入れたままのDJ-G7を取り出しましたが…。



あらっ…!?
なんか…アンテナが変じゃね


EA-163の付け根が劣化、ゴムがひび割れしていたようです。私は同じような事が、以前、TH-79の付属アンテナでもありました

もちろん、これは付属の純正アンテナ（EA-163）。
ちなみに、私は以前、新しいスペアを買ってあります（税別価格2,000円）。


まるで、昔あったケンウッドの1200MHz帯ハンディ機、TH-55みたいなスタイルになっちゃいました

ま…これでも使えなくは、ない。
しかし、ちょっと曲がりやすくなった感じですね。
やはり、ゴムで覆われていた方が良かったです。

移動の時、私はC710をメインに携帯しています。
最近はDJ-G7を持ってお出かけする方が多くなりました。


C710では、ウチの音声デジピーター＆WIRES-Xにアクセスが厳しいこの場所で、DJ-G7では…？

ちょっと気付いたのですが…。
C710の取説で、エボルタ3本など、つまり3.6Vでは、1200MHz帯の送信出力が、凡そ0.17〜0.19Wと理解できそう。
ところが、じっくり見ると、取説の表記がおかしい部分があって、ローパワーでは「0.12W」とも書かれているような感じ

しかし、実際にC710＋エボルタ3本で1200MHz帯を運用時、ローパワーとハイパワーでは差が感じられない程でもあります。


シゴト帰りにまた山奥。DJ-G7でHF〜VHF帯まで受信を楽しんで…

そんな中、今度はDJ-G7。

私は今の季節、付属のイチウムイオン電池（EBP-73）は使っていません。
と云うのは、シゴトで駐車中のクルマの中にDJ-G7を置いたままにして、外を歩いている事が多いのですが…。

皆さんご承知の通り、イチウムイオン電池は熱に弱く、炎天下の車内の中に置いておくと、すぐに劣化してしまう、と云う訳です。


DJ-G7＋エボルタ4本。
つまり、乾電池ケース（EDH-35）を使った場合。
確か、私の曖昧な記憶ですが、FETパワーモジュール搭載のハンディ機で平均的に、1200MHz帯は4.8Vくらいで約0.3W、6Vで約0.5Wくらいなんじゃないか…と、です。

アルインコさんのカタログでは、ローパワーが約0.2Wとありますが、DJ-G7の取説では0.3Wと書かれていたり…。はっきりしません。
じゃあ、仮にDJ-G7＋エボルタ4本。
1200MHz帯でローパワーが約0.2W、ハイパワーが約0.3Wくらいだと仮定します。

我が家の音声デジピーター、DJ-G7＋エボルタ4本でも結構、山奥でも使えました。
C710より2倍くらいは良い感じ…。


山の木々にDJ-G7を向けると、付属アンテナでも反射の位置で十分交信できます！

WIRES-XでJP7GUC局と交信、DJ-G7＋エボルタ4本でローパワーとハイパワーの差を聴いて頂きました。
ローパワーでノイズ混じりながら、何とか聞き取れていた音声が、ハイパワーにすると、はっきり聴こえるようになったそうです。

DJ-G7＋イチウムイオン電池（EBP-73）でないと1W出せませんが…。
DJ-G7＋エボルタ4本でも、それなりに使えそうでした。
ちなみに、DJ-G7＋アルカリ電池4本ですと、ハイパワーは約0.5Wになるそうです（カタログより）。


このまま送信すると、FM放送をそのまま1200MHz帯に流してしまうので、セットモードの「同時送受信設定」を“禁止”にすると良いでしょう

しかし、風が出てきて山の木々が揺れると、Sメーターがふらふらしてきました。

こんな山の中から、福島県白河市と繋がる…。
もちろん、WIRES-Xを使用しているから当たり前なのですが、ウチのノードの1200MHz帯の電波が山奥まで、反射によって辛うじて届いている、と云うのが、ね

しかし、電波強度が安定しなくなったので…。
EchoLinkで喋って、自分の声を1200MHz帯でモニター。



1200MHz帯の電波が山奥まで届いた、と云う事が分かればいいんです。
ですが、C710の約0.19Wと、DJ-G7＋エボルタ4本で約0.2Wくらい。
これに結構な差を感じたのが不思議…。

もちろん、C710にDJ-G7の付属ホイップ（EA-163）を取り付けても変わらず。
これはハンディ機の筐体の大きさによる、アースが関係しているのではないでしょうか

1200MHz帯をメインに考えると、DJ-G7を中心に持って出掛けよう、と改めて思ったくらいです。
山奥でも、FM補完放送を聴きながら運用できますしね。